Netflixはグリーシャの騎士団の活躍を描いたリー・バーデュゴのデビュー小説に基づいたTVシリーズ「暗黒と神秘の骨」(原題:Shadow and Bone)を実写化予定だ。
グリーシャと呼ばれる超能力を持った異世界を舞台に、怖るべき魔力を備えた女戦士が世界を救おうと冒険に出るファンタジー小説。“グリーシャ3部作”と呼ばれ「暗黒と神秘の骨」はその第1作目にあたる。
「暗黒と神秘の骨」のショーランナーを務めるのはエリック・ハイセラーだ。ハイセイラーは、アカデミー賞にノミネートされた『メッセージ』や、『バード・ボックス』『遊星からの物体X ファーストコンタクト』などの脚本を担当してきたヒットメーカー。

シリーズの監督リストには、TVショー界で引っ張りだこのジェレミー・ウェッブも含まれているという。彼は 『ドクター・フー』『アンブレラ・アカデミー』『パニッシャー』『オルタード・カーボン』などのエピソードを手がけてきた実績がある。
さらにグリーシャの世界で用いられる架空の言語を制作するのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ウィッチャー』を手掛けたデイヴィッド・J・ピーターソンが起用されている。

Netflixのシリーズ化は原作に基づいているが、作家のリー・バーデュゴは以下のコメントを出している。
そのショーは小説とは根本的に異なるでしょう。でもそれは驚くべき方法で。多額の製作費をかけたファン・フィクション*になります。
*原作者ではなくファンによって書かれたフィクション
■登場人物/キャスト情報

![]() | アリーナ・スタルコフ 役 グリーシャの騎士団で太陽の召喚士 ──────────── ジェシー・メイ・リー 出演作:『ラスト・ナイト・イン・ソーホー』 |
![]() | キリガン将軍 役 (別名ダークリング) グリーシャ騎士団のリーダー ──────────── ベン・バーンズ 出演作:『ナルニア国』シリーズ |
![]() | カズ・ブレッカー 役 (別名ダーティハンズ) ギャングのリーダー ──────────── フレディ・カーター 出演作:『レイヴン〜少女とポニーの物語〜』 |
![]() | マリエン・オレツェフ 役 アリーナの幼なじみで通称“マル” ──────────── アーチー・ルノー 出演作:『DARK BLUE/潜入捜査』 |
![]() | ジェスパー・フェイヒー 役 ギャングのメンバー ──────────── キット・ヤング 出演作:『夏の夜の夢』 |
![]() | イネジ・ガファ 役 ギャングのメンバー ──────────── アミタ・スマン 出演作:『The Outpost』 |
その他、出演が決まっているキャストは以下のとおり。
- マティアス・ヘルヴァル役:カラハン・スコグマン
- ニーナ・ゼニク役:ダニエル・ギャリガン
- ゾーヤ・ナジヤレンスキー役:スジャヤ・ダスグプタ
- ジェニヤ・サフィン役:デイジー・ヘッド
撮影を含む制作は2019年10月に始まり、2020年2月に終了しているという。「暗黒と神秘の骨」の公式Twitterアカウントでは舞台裏の写真を投稿している。


■シーズン1のリリース情報
シーズン1は全8話で構成される予定だ。
エピソードタイトルも公開されているが、順番は不明となっている。現時点で 1話と5話分の順序が明らかになっている。
- A Searing Burst of Light (Episode 1)
- Show Me Who You Are (Episode 5)
- No Mourners
- Otkazat’sya (“Refuse” in Russian)
- The Heart is an Arrow
- The Making at the Heart of the World
- The Unsea
- We’re All Someone’s Monster
新型コロナウイルス感染の影響前に撮影は終えている為、現在ポストプロダクションチームが編集に取り組んでいる段階だ。
リリース日は2021年4月を予定している。続報をお楽しみに。
[Source] whats-on-netflix