2020年10月8日から10月11日にかけ開催されたNYCC(ニューヨーク・コミコン)は新型コロナウイルスの影響でバーチャルでの実施となった。当日はYouTubuの公式チャンネルでライブ中継で配信され、豪華キャストや製作陣がパネル・インタビューに応えたりプレミア映像が解禁されるなど大盛況となった。
今回、Netflixが参加したNYCCでのプレゼンスは限定的で、主な目玉はアニメ番組のラインナップとなっている。
NetflixのNYCCパネル一覧
■「ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ」シーズン2
Netflixと共同制作をしたドリームワークスのプロデューサーより、シーズン2の更新が発表されパネルディスカッションを大いに盛り上げた。シーズン1の監督コリン・トレヴォロウ、脚本家のザック・ステンツらが参加した。
■「ヒルダの冒険」シーズン2
本シリーズのサプライズはシーズン2が2020年12月に配信決定したことだろう。さらに今後はNetflixシリーズ以外のコンテンツが展開されることも明らかに。ヒルダ役の声優ベラ・ラムジーや、オリジナルの原作者であるルーク・ピアソンがパネルディスカッションに登場した。
■「キポとワンダービーストの冒険」シーズン3
2020年10月12日に配信される最新エピソードはシーズン3をもって完結する。当日、この事実は出演者のほとんどが知らなかったため大きな衝撃を与え、約30分公開されたパネルはこれで見納めとなった。チャットでは主人公のキポを演じた福原かれん達が過去3シーズンのキャラクターの成長や思い入れを語った。
■「Shadow & Bone」シーズン1
このパネルは全体的にグリシャバースに関するものだったが、「Shadow&Bone」シーズン1についても何度か言及された。オープニングのテーマ曲も解禁され、本の著者であるリー・バルドゥーゴと、脚本を手掛けるエリック・ハイセラーが企画や見どころを語った。
■「セイス・マノス」
VIZプロダクションとパワーハウス・アニメーションが製作した本シリーズは2019年10月にデビューを果たしたが、残念ながらこのパネルではシーズン2更新の言及はなかった。今回の目的は、Blu-ray発売のPRが中心となりシーズン1の振り返りや登場したキャラクターについて多く語られた。
■「スノーピアサー」シーズン2
「スノーピアサー」は米国以外では “Netflixオリジナル”となっている(米放送はTNT)。パネルには出演者やスタッフが登場し仲睦まじいチャットのやりとりが繰り広げられた。新たにシーズン2の予告映像も公開され多くの注目を浴びた。
その他、アメコミの大手出版社である『ダークホースコミックス』のパネルではNetflix作品の「ストレンジャー・シングス」や「アバター 伝説の少年アン」についても取り上げられた。