Netflixは『アメリカン・ホラー・ストーリー』出演の女優サラ・ポールソンと、製作総指揮のライアン・マーフィーが再タッグを組んだTVシリーズ「ラチェッド」を、2020年9月18日より世界独占配信する。
サラ・ポールソン演じる「ラチェッド」は、あの名作『カッコーの巣の上で』に登場した精神病院の婦長、ミルドレッド・ラチェッドに焦点を当てた物語。
1975年の映画版では、患者たちの自由を奪い支配する強面の婦長を見事に演じたルイーズ・フレッチャーが、アカデミー主演女優賞を受賞している。
この冷酷なキャラクターに新たな一面を吹き込むのは、サラ・ポールソンだ。『アメリカン・ホラー・ストーリー』や、Netflix映画『バード・ボックス』に出演する魅力溢れる演技派女優として知られる。
2017年9月に複数のストリーミング配信会社でオークションにかけられ、Hulu、Apple、そして最終的な勝者であるNetflixの間で激しい競争が繰り広げられた。制作会社はNetflixドラマ『ザ・ポリティシャン』も手掛けたフォックス21 テレビジョン・スタジオが担当する。
脚本はエバン・ロマンスキーがメインに入り、イアン・ブレナンも関わっている。また、監督にはネルソン・クラッグ、ジェニファー・リンチ、ライアン・マーフィーのヒットメーカー達を揃え、前途のライアン・マーフィーは脚本も務める。
「ラチェッド」のキャスト情報
脇を固めるキャストは以下のとおり。
- シンシア・ニクソン/『セックス・アンド・ザ・シティ』
- ジョン・ジョン・ブライオネス/『ミス・サイゴン』
- フィン・ウィットロック/『ラ・ラ・ランド』
- チャーリー・カーバー/『デスパレートな妻たち』
- ジュディ・デイヴィス/『わが青春の輝き』
- ハリエット・サンサム・ハリス/『メメント』
追加キャストの情報も解禁されている。
2020年5月、ソフィー・オコネドーの出演が明らかになった。彼女は『ホテル・ルワンダ』でアカデミー助演女優賞にノミネートしている。
6月には、Netflixドラマ『13の理由』で知られるブランドン・フリンの出演も明らかになっている。
シーズン1のエピソード情報
報道によると撮影は2019年1月末からカリフォルニアで行われ、7月5日に終了したようだ。シーズン1は全8話の構成になっている。
Episode Number | Episode Name |
---|---|
Episode 1 | Pilot |
Episode 2 | Ice Pick |
Episode 3 | The Dance |
Episode 4 | Angel of Mercy |
Episode 5 | Angel of Mercy, Part II |
Episode 6 | Mildred and Edmund |
Episode 7 | The Bucklet List |
Episode 8 | Got No Strings |
シーズン2の最新情報
「ラチェッド」のシーズン2はすでに制作決定している。
同シリーズが最初に発表されたとき、第2シーズンの注文も同時に入っていたという。
製作総指揮のライアン・マーフィーによると、ショーは最大で4つのシーズンを迎える可能性があると述べている。そのストーリーにはラチェッド婦長がシーズンごとに異なる男性と敵対すると示唆した。
[Source] whats-on-netflix