Netflixは、日本の国民的スーパーヒーロー『ウルトラマン』のCGアニメ長編映画「Ultraman (原題)」を円谷プロダクションと共同製作することを発表した。
両社は現在配信中のアニメシリーズ「ULTRAMAN」に続く、新プロジェクトとなる。
■世界の一流クリエイターがウルトラマンに新風を吹き込む!
同作のメガホンを取るのは『KUBO クボ 二本の弦の秘密』『コララインとボタンの魔女 3D』などのアニメーションを担当したシャノン・ティンドル監督が務める。ティンドルはマーク・ヘイムズと共同で脚本を執筆する。
- 監督: シャノン・ティンドル
- 共同監督: ジョン・アオシマ
- 脚本: シャノン・ティンドル、マーク・ヘイムズ
- プロデューサー: トム・ノット
- 共同プロデューサー: リサ・プール
- 製作会社: 円谷プロダクション、インダストリアル・ライト&マジック (ILM)
■舞台は日本、『ウルトラマン』としての成長を描く!
野球界のスター選手、サトウ・ケンが地球を守るスーパーヒーロー・ウルトラマンの役割を担うべく日本に帰国することに!
ところが戻ってすぐに、宿敵の子である赤ちゃん怪獣の養育を任される思いもよらない事態に…。
チームの一員として、また新米パパとして奮闘しながらケンは自分の中にあるエゴや疎遠になっている父、卑劣な怪獣防衛軍の台頭と向き合い、ウルトラマンであることの本当の意味を見いだす必要に迫られる─。
クリエイターらのコメント到着!
シャノン・ティンドル監督のコメント
この映画を作ることは、私の長年の夢でした。円谷英二さんの「ウルトラマン」に対する私の愛から生まれたオリジナルストーリーが、幸運にも映画として実を結ぶことになりました。円谷プロダクションの方々からの素晴らしい信頼と、Netflixアニメーション部門の皆さんのサポートに、心から感謝しています。優れたメンバーがそろった私たちチームの斬新な「Ultraman (原題)」を、世界中の視聴者にお届けできる日を楽しみにしています。
円谷プロダクション、塚越隆行代表取締役会長兼CEOのコメント
『ウルトラマン』は55年前に日本で誕生しました。円谷プロダクションにとって今回のNetflixとの取り組みは、以来初めての本格的な全世界に向けての展開になります。「ウルトラマン」は、これまで多くの人たちを魅了してきました。シャノン・ティンドルもその一人です。彼は子供のころからウルトラマンに大きな影響を受けて育ち、そしてクリエイターになりました。今度は世界中の子供たちが、Netflixを通じてシャノンのウルトラマンを観て、勇気と希望と思いやりの気持ちを育んでもらえたらうれしいです。
Netflixオリジナルアニメーション部門ディレクター、アラム・ヤクービアンのコメント
親愛なる円谷プロダクションの皆さんと協力し、この人気ヒーローを世界中のNetflixメンバーに楽しんでいただけることを、大変光栄に思います。また、シャノン、ジョン、そして「ウルトラマン」を愛する各国の素晴らしいアーティストたちと手を組めることに胸が躍っています。この日本の国民的ヒーローを愛するファンに、私たちの映画をお届けするのがとても楽しみです。初めて観る若い世代の皆さんにとっても、きっと新しいお気に入りのスーパーヒーローとなるでしょう。