『ダーク』クリエイターによるNetflix 新シリーズ「1899」─これまでにわかっていること


ドイツ発のNetflixヒットシリーズ『ダーク』は今年シーズン3をもって完結したが、クリエイターのヤンチェ・フリーセとバラン・ボー・オダーはかなり前から次のプロジェクトに取り組んでいる。それが超大作TVシリーズ「1899」の製作だ。

タイトルが示唆しているように、新シリーズは歴史ドラマとなりスリラーやホラー要素が含まれているという。


「1899」のプロットは?

移民を乗せた蒸気船が故郷の大陸を離れ、ロンドンから西のニューヨークに向かう途中で巻き起こる物語が描かれている。

ヨーロッパ各地から集まった乗船者は、新たな時代と未来が待つ異国の地に希望と夢を共に抱きながら航海するが、外海を漂う別の移民船を発見したことで、旅は思わぬ展開に…。

彼らの約束の地は一挙に悪夢へと変貌していく─。

ヤンチェ&バランはシリーズを手掛けるにあたり、『欧州各国から多様なキャストを集め、真のヨーロッパらしい作品をつくるというコンセプトに我々は強く惹かれた。何が人々を団結させ分断させるのか。恐怖がいかに分断のきっかけになるかについて追及している。』と語っている。


「1899」のキャストは?

主演に、映画『リトル・ジョー』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したエミリー・ビーチャムがキャスティングされている。役柄の詳細は未定。
ビーチャムは2021年公開予定の『クルエラ』への出演が決まっている。


「1899」の制作状況は?

米Production Weeklyによると、製作はロンドンやベルリンをはじめとするヨーロッパの都市を中心に行われる予定だ。

執筆は2020年から始まっており、撮影は2021年4月〜9月に実施するスケジュールとなっている。

バラン・ボー・オダーのInstagramではレンズテストを開始した写真が投稿され、衣装やセットの雰囲気を垣間見ることができる。※写真の人物は代役


「1899」のエピソード数は?

「1899」シーズン1は、全8話(各60分)のエピソード構成となる。パイロット版は、”The Ship “と題した台本が既にあがっているという。

ちなみに、2020年2月にベルリンで開催された制作発表会で「1899」の主要言語は英語になることが明らかになっている。『ダーク』と異なり日本語吹替が適用される可能性がある。


「1899」の配信日は?

当初2021年にNetflixで配信される予定だったが、前途したとおり撮影スケジュール上それは不可能となっている。順調に進めば2022年に配信されるだろう。

引き続き「1899」の続報をお楽しみに!

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