2023年も折り返し地点となり、残すところあと半分。今年もNetflixには多くの新しい番組が追加されたが、その一方で打ち切りという名の“失敗作”の烙印が押された作品もちらほら。
ここでは、2023年に発表または報道があったNetflixの打ち切り番組をまとめている。
注意事項として、完結しないままキャンセルされた番組とは別に、何らかのエンディングが与えられ “最終シーズン” として制作された番組とは区別しなければならない。（例えば『オザークへようこそ』『グレイス＆フランキー』など）結果が同じであることに疑問を持つかもしれないが、いずれにしてもここでは含めていない。
※更新日：2023年6月30日
■1899（シーズン1で終了）
キャンセル時期：2023年1月
魅力的なアンサンブルキャストを迎え、最先端のテクノロジーを駆使した大作シリーズは、近年のNetflix作品の中でも大変な打ち込みぶりで期待値は高かった。
Digital iの分析データによると、キャンセルの主な要因は完走率の低さであると説明。最後まで試聴した人は3分の1程度だったという。
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■陰謀論のオシゴト（パート2で終了）
キャンセル時期：2023年1月
2022年6月に続編の制作が決定していたが、今年に入りNetflixが更新の決定を覆したとクリエイターのシオン・タケウチが発表している。
自身のTwitterで『胸が張り裂けそう』と心境を述べ、レーガンとブレットのエンディングをファンと分かち合いたかったと続けている。
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■ザ・チェア ～私は学科長～（シーズン1で終了）
キャンセル時期：2023年1月
主演のサンドラ・オーが、2022年初頭にVarietyの取材で『復活はないと思う』と打ち切りを仄めかしていたが、今年に入り正式にキャンセル扱いとなった。
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■デッド・エンド: ようこそ! オカルト遊園地へ（シーズン2で終了）
キャンセル時期：2023年1月
LGBTQ+の描写が高く評価されたシリーズ。番組の制作者は2023年1月中旬にTwitterで新シーズンは追加しないことを報告した。
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■シングル・アゲイン（シーズン1で終了）
キャンセル時期：2023年1月
ニール・パトリック・ハリスの復帰作、そしてヒットメーカーのダーレン・スター＆ジェフリー・リッチマンの制作が話題を呼び、視聴者の完走率が高かったという良いニュースもあったようだ。しかし一方では、視聴を開始する人自体が少なかったというデータもあったという。
その後、番組はShowtimeへ引き継がれ、2023年5月にNetflixを去った。
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■未成年裁判（シーズン1で終了）
キャンセル時期：2023年1月
2023年1月の時点ではシーズン2が企画・開発中であると報道されていたが、最終的にプリプロダクション（撮影前の作業）の段階でキャンセルされたことが明らかになった。
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■ホット・スカル（シーズン1で終了）
キャンセル時期：2023年2月
Netflix映画『バード・ボックス』を彷彿とさせるトルコ発のSFシリーズは、本国で素晴らしい視聴率を記録したという。しかし、番組の出演者によってシーズンの復活がないことが明らかになった。
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■リドリー・ジョーンズの冒険（シーズン5で終了）
キャンセル時期：2023年3月
クリエイターのクリス・ニーは自身のTwitterで『番組が再びシーズンを迎えることはない』と報告。『ひっそりとサービス終了だ。だから、これでおしまい』と続け、キャンセル理由など詳細については述べていない。
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■新米刑事ヴァランダー（シーズン1で終了）
キャンセル時期：2023年3月
ベン・ハリス制作の犯罪ミステリードラマは、2020年にスウェーデンとイギリスで人気を博した同名ドラマのキャラクターを脚色し、若かりし頃を描いている。
3月、Netflixは番組の打ち切りを発表した。
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■セックス/ライフ（シーズン2で終了）
キャンセル時期：2023年4月
シーズン2の配信後に番組のキャンセルを発表。どうやらシーズン2の撮影中に何らかのトラブルが生じたと報道されている。
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■フリーリッジ（シーズン1で終了）
キャンセル時期：2023年4月
人気ドラマ『マイ・ブロック』のスピンオフで、ロケーション以外の関連性がみられず賛否は分かれた。グローバル・ランキングでもほとんどランクインせず、暫くしてNetflixによってひっそりとキャンセルされている。
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■きらめく帝国 〜超リッチなアジア系セレブたち〜（シーズン3で終了）
キャンセル時期：2023年4月
アジア系セレブの日常を追ったリアリティ番組は、残念ながらシーズン4に戻らないと米Deadlineが報じている。
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■きらめく帝国 ～超リッチなアジア系セレブたち～ ニューヨーク編（シーズン1で終了）
キャンセル時期：2023年4月
こちらは「きらめく帝国」のスピンオフ作品でニューヨークが舞台。本家はシーズン3まで続いたが、シーズン1で終了することとなった。
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■スマイリー（シーズン1で終了）
キャンセル時期：2023年5月
2022年にデビューしたスペイン発のLGBTQロマコメシリーズ。Netflixは5月上旬、シーズン2のキャンセルを発表している。
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■レベルデ 〜青春の反逆者たち〜（シーズン2で終了）
キャンセル時期：2023年5月
2000年代初頭に放送されたスペインのヒットドラマをメキシコ版にリブート。わずか2シーズンの後、番組のキャストがインタビューでシーズン3が戻ることはないと明言した。
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■ローワン・アトキンソンのヒトvsハチ（シーズン1で終了）
キャンセル時期：2023年5月
2023年5月、ローワン・アトキンソンのコメディシリーズがこの先復活することはないとイギリスの出版社によって確認された。
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■ロックウッド除霊探偵局（シーズン1で終了）
キャンセル時期：2023年5月
小説『ロックウッド除霊探偵局』シリーズが原作のこの番組は、2023年のスタートにふさわしく大々的なデビューを飾った。
しかし5月、番組制作会社であるComplete Fiction Pictures がTwitterで『シーズン2への復活を見送ることを発表する』と述べ、正式にキャンセルされたことを報告。関係者によれば番組の『完走率』は54%と概ね良好だったが、これだけでは更新の十分な決め手にはならなかったようだ。
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