「エミリー、パリへ行く」シーズン2のロケ地 完全ガイド ─パリ周辺29のスポットを飛び回ろう!


ルーブル美術館、ベルサイユ宮殿にサントロペ…

フランスが舞台のNetflixの人気シリーズ「エミリー、パリへ行く」は、その文化が薫る街並みや華やかなロケーションも魅力のひとつだ。

シーズン2にもなるとエミリーは新天地のパリへ馴染んでゆき、友人らにも恵まれ、サヴォワでは一目置かれる存在にまで成長した。これは、全10話にわたりパリからサントロペまで足を伸ばして旅することに反映されているようだ。昼間からワインを飲み干し、ゴージャスなベルサイユ宮殿でも涼しい顔して歩く…。エミリーのように、つまりパリジェンヌのようにフランスを楽しみたいのなら、どこへ行くべきかこのまま読み進めてみてください。

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[Picture] ©︎ 1997-2022 Netflix,Inc.


ル・カフェ・マルリー
Le Café Marly

シーズン1のフィナーレでエミリーはついにガブリエルと結ばれるが、友人のカミーユとガブリエルが恋人関係と知る。ルーヴル美術館のすぐそばにある高級レストラン『ル・カフェ・マリー』で気まずいランチの席に着く。

住所:93 Rue de Rivoli, 75001(▶︎GoogleMap


ロキシー
Roxie

ムーラン・ルージュから徒歩4分のところにある実在する劇場『La Nouvelle Eve(ラ・ヌーヴェル・イヴ)』で働くことになったミンディー。劇中でミンディがBTSの『Dynamite』を披露するシーンは、実は別の場所で撮影されている。8区にあるライブミュージックが楽しめるクラブ『ロキシー』だ。

・La Nouvelle Eve:La Nouvelle Eve: 25 Rue Pierre Fontaine, 75009(▶︎GoogleMap
・Roxie:23 Rue de Ponthieu, 75008(▶︎GoogleMap


パリ東駅
Gare de l’Est

エミリーとマチューがサントロペへ夢の旅をスタートさせるのは、パリの主要駅のひとつパリ東駅。パリ最古の駅として知られ、ストラスブールやルクセンブルグ行きの都市へ向かう列車に乗ることができる。

住所:Place du 11 novembre 1918, 75010(▶︎GoogleMap


シャトー・ディター
Château Diter

エミリー、ミンディー、カミーユは、“ラガッツィハウス” と呼ばれる悪名高いパーティー会場に乗り込む。当該ハウスはフィクションであり、代わりに海岸リゾート地の西側リヴィエラにあるシャトー・ディターで撮影された。6600万ドルの価値を持つ伝説的なパーティハウスだ。

住所:06130, Grasse, France(▶︎GoogleMap


ハマム・レ・サン・シエル
Hammam Les Cent Ciels

エミリーは、カミーユからアラブ式スパである “ハマム” の思いがけないサプライズを受ける。このシーンは実在するハマムで撮影しているが、パリ市内(11区)の店舗ではなく、街の外れのブーローニュにある『Les Cent Ciels』だ。

住所:45 bis Avenue Edouard Vaillant, 92100(▶︎GoogleMap


82 キャトルヴァンド
82 Quatrevinsde

マチューとカミーユが話すシーンは、シックな雰囲気のビストロ&バー『82 Quatrevinsde』だ。画面に店名の表示はないが、ドラマ仕様に屋外ダイニングはより伝統的なカフェへと変えている。

住所:82 Rue de Maubeuge, 75009(▶︎GoogleMap


パッサージュ・ショワズール
Passage Choiseul

インフルエンサーのエミリーは、パッサージュ・ショワズールを散歩しながら、数え切れないほどのバースデー・メッセージを受け取る。ここは、1800年代から続くパリのオペラ地区にあるガラスで覆われた有名な歩道だ。現在はレストラン、衣料品店、ギャラリーなどが軒を連ねている。

住所:Place du 11 Novembre 1918, 75010(▶︎GoogleMap


ペール・ラシェーズ墓地
Père Lachaise Cemetery

エミリーの同僚リュックは、バースデー・ランチにペール・ラシェーズ墓地へ案内する。『死を考えずに人生を評価することはできない』と語りながら、フランスを代表する小説家オノレ・ド・バルザックの墓の隣に座るのだった。ここは、ロマン主義の代表的画家であるウジェーヌ・ドラクロワの眠る場所にも近い。他に、ジム・モリソン、エディット・ピアフ、オスカー・ワイルドなどの著名人の墓がある。

住所:28 Boulevard de Menilmontant, 75020(▶︎GoogleMap


マルシェ・アリーグル
Marché d’Aligre

エミリーの誕生日ディナーを成功させるため、近くのマーケットへ食材を買いに出かけたガブリエル。彼が行きつけのマーケットは実在するマルシェ・バスティーユであることが示唆されているが、画面上では、バスティーユから1Km離れたマルシェ・アリーグルという市場が紹介されている。

・バスティーユ:Marché Bastille: 2018 Bd Richard-Lenoir, 75011(▶︎GoogleMap
・アリーグル:25-11 Rue d’Aligre, 75012(▶︎GoogleMap


サマリテーヌ百貨店
La Samaritaine

パリで最も華やかなデパート『ラ・サマリテーヌ』でショッピングはいかが?ここは、エミリーが通う語学スクールのペトラと、悪事に手を染めてしまいそうになるシーンだ。エミリーはこの後、ラボラトワール・ラボーの発売記念イベントでこの店に戻ってくる。

住所:9 Rue de la Monnaie, 75001(▶︎GoogleMap


ペロタン・パリ
Perrotin Paris

カミーユの勤務先は実在するギャラリー『Perrotin Paris』だ。1990年に美術商エマニュエル・ペロタンが設立したモダンアートスペースで、ピカソ美術館のすぐ近くにある。ちなみにニューヨーク、香港、ソウル、東京、上海にもギャラリーを構えている。

住所:76 Rue de Turenne, 75003(▶︎GoogleMap


ル・シャンポ映画館
Cinema Le Champo

エミリーとリュックが立ち寄った由緒あるこの映画館は、2000年に歴史的建造物に認定されている。フランソワ・トリュフォーの『突然炎のごとく』のような古典的な映画から90年代のインディーズ映画まで、劇場にある2つのスクリーンのうちの1つで観ることができる。

住所:51 Rue des Écoles, 75005(▶︎GoogleMap


サン・ミッシェルの噴水
Fontaine Saint-Michel

ミンディーにとって初めてのバスキング公演は、ラテン地区にあるサン・ミッシェル広場の噴水前で行われる。この有名なモニュメントも素晴らしいが、彼女が披露した『Sympathique』と洒落たマントジャケットにも注目したい。

住所:Place Saint-Michel, 75006(▶︎GoogleMap


ブレックファスト・イン・アメリカ 2
Breakfast In America 2

エミリーの新しい恋の相手 アルフィーは、“パリらしくない” 味を求めていた。2人がばったり会うのは、その名も『Breakfast in America 2』。ここはパリ4区にある2号店で、イギリスのロックバンドSupertrampが1979年に発売したアルバムのタイトルにちなんだミニダイナーだ。この店は朝食とハンバーガーが有名で、まさにアメリカーナ!

住所:4 Rue Malher, 75004(▶︎GoogleMap


トルトゥーガ・ギャルリー・ラファイエット・パリ・オスマン
Tortuga Galeries Lafayette Paris Haussmann

新しくできた友達の彼氏と寝たという気まずい会話をするのなら、せめていい景色を見ながら…。ここは、世界一美しいオペラ座と称される『パレ・ガルニエ』を眺めながら、開放的なルーフトップで自慢の魚料理が味わえるレストランだ。エッフェル塔の景色も楽しめる。

住所:25 Rue de la Chaussée d’Antin, 75009(▶︎GoogleMap


クルーズ船 ル・パリ
Bateau “Le Paris”

本作ではセーヌ川沿いの街並みを楽しむ遊覧船 “バトー・ムーシュ” が度々登場する。このシーンでエミリーが乗り込んだクルーズ船は「Le Paris」と呼ばれる、最大220名が乗船できるチャータークルーズ。エミリーはすっかりパーティーを盛り上げる術を心得ているようだ。

住所:2 Port Debilly, 75016(▶︎GoogleMap


ブラッスリー・ルテシア
Brasserie Lutetia

シルヴィーと写真家エリックとの初デートは、ホテル・ルテシアの中にある「Brasserie Lutetia」という高級レストラン。2人が真剣交際へ進むためにロマンチックな時間を過ごすならぴったりな場所だ。

住所:45 Boulevard Raspail, 75006(▶︎GoogleMap


ヴォージュ広場
Place des Vosges

ミンディーとバンド仲間ブノワとのファーストキスの舞台は、パリで最も美しく古い広場として知られるル・マレ地区の「ヴォージュ広場」。もし2人のようにここでラブストーリーを始めたいなら、ファラフェル(中東の野菜コロッケ)を買うのを忘れずに!

住所:Place des Vosges, 75004(▶︎GoogleMap


ボンバルディア
The Bombardier

恋人のアルフィーとエミリーはようやくフランス語レッスンの成果が出始める。2人はラテン地区にある英国風パブ「The Bombardier」で、様々な話題をシェアする。

住所:2 Place du Panthéon, 75005(▶︎GoogleMap


ラ・デファンスのビジネス街
La Défense Business District

アルフィーがエミリーを連れて、社宅のアパートメントにやってきた。ここでは、アルフィーがなぜパリに嫌悪感を抱いているのかようやく理解するシーンだった。パリ市内から数キロ離れた金融街ラ・デファンスに住んでいる。

住所:92400, Courbevoie(▶︎GoogleMap


オデオン広場
Place de l’Odéon

シルヴィーとエリックは、歴史あるオデオン座が目の前のオデオン広場でロマンス劇を繰り広げる。2人はクラシック音楽よりも、イチャついてジェラートを頬張ることに夢中なようだ。しかし、シルヴィーの元恋人アントンが、広場にあるレストラン「La Méditerranée」のテーブルから覗き見し、この後台無しにしてしまう…。

住所:Place de l’Odéon, 75006(▶︎GoogleMap


ラ・ソシエテ
La Société

今シーズン最も輝かしい瞬間のひとつは、6区にあるエレガントなレストラン「La Société」での出来事だろう。シルヴィーが現れると、友人たちの前でエリックと抱き合い2人の距離はグッと縮まるのだった。パリでロマンチックな演出が必要なときはここを思い出してみて。

住所:4 Pl. Saint-Germain des Prés, 75006(▶︎GoogleMap


エミール・アントワーヌ・スタジアム
Émile Anthoine Stadium

ガブリエルが仲間と行うサッカーの親善試合は、エッフェル塔の向かい側に位置するスタジアムで撮影された。ガブリエルとアルフィーがセンターフィールドに立ち、その真後ろには世界で最も有名なモニュメントのひとつがあるという、景色が2倍楽しめるシーンだ。

住所:2 Avenue de Suffren, 75007(▶︎GoogleMap


ル・レッド・バー
Le RAIDD Paris

危機的状況に陥ったグレゴリー(ジェレミー・O・ハリス)が、パリのゲイバーに逃げ込むシーンはこちら。彼のかけこみ寺は、ゴーゴーボーイのシャワーで悪名高いバー「Le RAIDD」だ。

住所:23 Rue du Temple, 75004(▶︎GoogleMap


シャングリ・ラ・パリ
Shangri-La Paris

最終話でミンディーがバンド演奏するシーンは、パリ郊外の実在するレストラン・ホテル「フアティアン シナゴーラ」が舞台となっている。しかし、この空間は実在するが、実際の演奏シーンは、トロカデロ庭園近くのホテル「シャングリ・ラ・パリ」で撮影されたものである。

・シャングリ・ラ・パリ:Shangri-La Paris: 10 Rue de Fresnel, 75016(▶︎GoogleMap
・フアティアン シナゴーラ: 1 Place du Confluent France-Chine, 94140(▶︎GoogleMap


ホテル・プラザ・アテネ
Hôtel Plaza Athénée

シルヴィーと夫のローランは、シャンゼリゼにある「ホテル・プラザ・アテネ」で結婚生活における問題を解決しようと話し合う。フランス人の恋愛を根本から変えたいなら押さえておきたい場所かも?!

住所:25 Avenue Montaigne, 75008(▶︎GoogleMap


ヴェルサイユ宮殿
Palace of Versailles

世界一華麗なヴェルサイユ宮殿でのファッション・イベントはシーズン2のハイライトかもしれない。デザイナーのグレゴリーは “鏡の回廊 ” で、新ラインのインティメイツのデビューを飾り記憶に残るイベントを演出した。そして締めくくりは、グレゴリーによるマリー・アントワネットへのオマージュだろう。

住所:Place d’Armes, 78000(▶︎GoogleMap


ラ・クーポール
La Coupole

エミリーとアルフィーは、14区にある有名なブラッスリー「ラ・クーポール」で2人の関係について語り合う。エミリーは恋の行方がわからずにその場を立ち去るが、ここのスタイリッシュなアールデコ調デザインは議論の余地のない素晴らしさである。

住所:102 Blvd du Montparnasse, 75014(▶︎GoogleMap


ポン・ヌフ
Pont Neuf

本作の舞台の多くは、ルーブル美術館の足元にある美しい橋「ポン・デ・ザール」で撮影されている。しかし最後のシーンでは、ここから真西にあるパリ最古の橋「ポン・ヌフ」にエミリーがやってくる。セーヌ川を眺めながら、自分の将来について思いを巡らせる…。

住所:Pont Neuf, 75001(▶︎GoogleMap


「エミリー、パリへ行く」シーズン1〜2はNetflixで配信中!

作品ページ・予告編は▶︎こちらから

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