映画「恋のツアーガイド」でベトナムツアーに参加しよう!─ロケ地めぐりの旅へ出発


「恋のツアーガイド」の主人公アマンダ・ライリー(レイチェル・リー・クック)は、“いつもと同じ”でいることが落ち着くタイプである。ネイルサロンへ行っても、元の色と同じ色で帰ってくるような女性なのだ。
しかし、恋人から予期せぬ別れ話を切り出されてからというもの、アマンダはルールブックやドアストッパーのある生き方を投げ捨て、それが思った以上に楽しいことに気づいてしまう。特に、イケメンベトナム人ツアーガイドのシン(スコット・リイ)と出会ったことで、行き先を決めつけずに進む人生の美しさを実感し始めるのだった…。

[Source Images] ©︎ 1997-2023 Netflix,Inc.

スティーヴン・ツチダ監督と、エイリーン・トラン・ドナヒュー脚本によるこの映画は、ハリウッドが描くことのなかったベトナムの一面を表現し、観る者の背中を押してくれる1本となっている。

ベトナム旅行が自身の人生を変えたと語るドナヒューは、その体験を多くをスクリーンに映し出している。『ベトナムを舞台にしたアメリカ映画で、戦争のトラウマを描いていないものは少ないのよ。現在のベトナムの生活について、喜びと愛と祝福に満ちた物語を語ることが、私にとって本当に重要だった』Tudumへ説明している。

劇中では複数の都市の風景や文化を紹介し、ベトナムを心から祝福している。そして、注目したいのはこの映画がパンデミック後にベトナムで撮影された最初の作品であり、ほぼ全編ベトナムで撮影された初の映画ということ。

パスポートは必要なし!さっそくベトナムを象徴するスポットへ出かけ、ノスタルジックな情景を味わってみましょう。


ーチミン

ベトナム最大の都市で、アマンダが旅のスタートに降り立った場所だ。世界的に有名なベンタイン市場があり、アマンダがシルクのスカーフを買おうとすると、シンが交渉のルールを教えてくれる。

[Source Images] ©︎ 1997-2023 Netflix,Inc.

イアン

ホイアンの旧市街を散策した後、シンとアマンダはこの美しい運河で願い事をする…。また、一行が福建会館の集会所を訪れ、テト(ベトナムのお正月)の儀式で披露される獅子舞のリハーサルに立ち会うのもこのエリアだ。

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ナン

ホイアンでの忙しない滞在の後、アマンダとクルー一行が訪れたのは美しいビーチで知られる海岸沿いの街。思い思いの時間を過ごす中、シンの腹筋をスローモーションで味わう(アマンダにとっての)ボーナスカットが用意されている。シンが案内するミーソン遺跡は、約1時間の距離にある。

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ザン

ベトナム北部のロー河畔にあるこの地域は、シンとアンの故郷として紹介。一行はレ・ティエン演じる祖母にもてなされ、テトを一緒に祝うことになる。

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ノイ

東南アジア、中国、フランスの影響を受け何世紀にもわたる歴史的建造物が並ぶ首都ハノイで、冒険はついに終わりを告げる。この地では、アマンダの元彼がヨリを戻そうとツアーに参加したため、水上人形劇の鑑賞中は終始気まずい空気が流れていたが…歴史あるオペラハウス“ハノイ歌劇場”の前でロマンチックなエンディングを迎えるのだった。

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「恋のツアーガイド」(原題:A Tourist’s Guide to Love)は2023年4月21日より Netflixで独占配信開始!

作品ページ・予告編は▶︎こちらから

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