Netflixが「ピーキー・ブラインダーズ」の映画化へ正式にゴーサイン!


かねてより噂にあった「ピーキー・ブラインダーズ」の映画化計画がいよいよ現実味を帯びてきた。

Deadlineによると、2024年6月4日Netflixは同作の長編映画化へ正式にゴーサインを出したことを発表。そして、アカデミー賞受賞俳優のキリアン・マーフィーが シェルビー家のボス “トーマス・シェルビー” 役を再演することが決定した。

当初より映画化の計画を公言していたTVシリーズのクリエイター兼ショーランナーであるスティーヴン・ナイトは、今回の発表について次のように語っている。

「この映画が遂に実現しようとしていることに純粋に興奮しているよ。ピーキー・ブラインダーズの物語の中でもひときわ核心に迫る章になるだろう。誰にも邪魔されない…ピーキー・ブラインダーズの全面戦争だ」

当然ながらナイトは、このタイトル未定の映画の脚本家を務める。

▲スティーヴン・ナイト[左]、トム・ハーパー[右](Source Images :Photo by Anthony Devlin/Getty Images)

監督には『ハート・オブ・ストーン』『イントゥ・ザ・スカイ』で知られるトム・ハーパーが決定した。ハーパーは、「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン1の後半を監督したことがあり、この作品の製作陣としては馴染み深い。

再びピーキーの現場に戻ってくるハーパーは次のように語っている。

「10年以上前にピーキー・ブラインダーズの監督に携わったとき、シリーズがどう転ぶか予測できなかったが、キャストと脚本の化学反応には何か衝撃的なものを感じたことを覚えているよ。ピーキーは常に家族の物語を描いている。スティーヴンとキリアンと再集結し、Netflixを通して世界中の視聴者に映画を届けれることが最高に嬉しいね」

製作は今年後半(9月からとの情報)より開始される予定だ。撮影はイギリスのバーミンガムで行われる。

プロデューサーにはスティーヴン・ナイト、キリアン・マーフィの他に、カーリン・マンダバック、ガイ・ヒーリーが名を連ねる。製作総指揮にはトム・ハーパーの他に、デヴィッド・コス、ジェイミー・グレイズブルック、アンドリュー・ウォーレン、デヴィッド・メイソンが担当。この長編はNetflixとBBCフィルムの共同製作で実現する。

[Source Images] ©︎ 1997-2024 Netflix,Inc.

これまで復帰の意志を貫いてきたマーフィーは、Deadlineの取材に対し「トミー・シェルビーはまだ仕事を終えていなかったようだ。スティーヴン・ナイトとトム・ハーパーと映画版で再共演できるのはとても嬉しいよ。これはまさにファンのための作品だ」と述べ、改めて強い思いをのぞかせた。

プロットの詳細とさらなるキャスティングは伏せられているが、ナイトによると映画版の舞台は“第2次世界大戦中”になると明かしている。

続報をお待ちください!

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