「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン6で終幕へ…!─キャスト、相関図、プロット最新情報


トーマス・シェルビーと、ピーキー・ブラインダーズの一族に別れを告げる時が迫ってきた…。完結編となるシーズン6が、いよいよ2022年6月10日にNetflixで独占配信される。

幕を閉じる前に、さらにいくつかの“裏切り”が待ち構えているわけだが、誰が誰を裏切っているのかを把握するためには、シェルビー家とソロモンズ家をしっかり見極める必要がある。

ここでは約2年半ぶりに帰ってきた悪名高いギャングたちに関する完全ガイドを紹介している。


“ピーキー・ブラインダーズ” の家系図

まずはシリーズの主役である〈シェルビー家〉の登場人物を振り返っておこう。

シーズン6も、ピーキー・ブラインダーズ率いる “トミー” ことトーマス・シェルビーは、どんな犠牲を払おうとも暗黒街の頂点を目指し突き進んでいく─。

🔍クリックで拡大

[Source Images] Copyright © 2022 BBC.

生き残るのは誰…?シーズン6のメインキャストを一挙紹介

ピーキー・ブラインダーズはこれまで、数々の犯罪組織や諸外国の反乱軍、そして英国における既存の権力的勢力を相手にしてきた。

暗雲が立ち込める中、彼らは今、自らの行動や言動が招いた結果を受け入れなければならない…。

ェルビー家

トーマス・シェルビー

シェルビー家のボス。自殺未遂やポリーへの罪悪感に苛まれる
─────────
キリアン・マーフィ

Cillian Murphy
出演作:『インセプション』『ダンケルク』

l
アーサー・シェルビー

薬物依存のスパイラルに陥り、兄弟との関係が危うくなる
─────────
ポール・アンダーソン

Paul Anderson
出演作:『シャーロック・ホームズ 2』

l
エイダ・ソーン

シェルビー家唯一の女きょうだい。新たな重責を担うことに…
─────────
ソフィー・ランドル

Sophie Rundle
出演作:『ミッドナイト・スカイ』『ボディガード』

l
リンダ・シェルビー

アーサーの妻。暴走する犯罪行為や不倫に耐えられず姿を消す
─────────
ケイト・フィリップス

Kate Phillips
出演作:『ダウントン・アビー』『ウルフ・ホール』

l
リジー・シェルビー

トミーの2番目の妻で元売春婦。縄張りを死守するため結束を強固にする
─────────
ナターシャ・オキーフ

Natasha O’Keeffe
出演作:『シャーロック 忌まわしき花嫁』

l
フィン・シェルビー

兄弟の末っ子。前作では暗殺計画を誤って敵に漏らし幕を閉じている
─────────
ハリー・カートン

Harry Kirton
出演作:『We Can Be Heroes』『18』

l

レイ家

マイケル・グレイ

母親の死はトミーのせいだと非難し、抗争に明け暮れる
─────────
フィン・コール

Finn Cole
出演作:『アニマル・キングダム』『F9』

l
ジーナ・グレイ

マイケルの妻。会社経営を巡りトミーと衝突する
─────────
アニャ・テイラー=ジョイ

Anya Taylor-Joy
出演作:『クイーンズ・ギャンビット』

l

ロモンズ家

アルフィー・ソロモンズ

ユダヤ系ギャングのリーダー
─────────
トム・ハーディ

Tom Hardy
出演作:『インセプション』『ダークナイト ライジング』
『ヴェノム』
オズワルド・モーズリー

ファシストの指導者で、ブラインダーズ最大の脅威
─────────
サム・クラフリン

Sam Claflin
出演作:『ハンガー・ゲーム』『エノーラ・ホームズの事件簿』

l
ヘイデン・スタッグ

港湾労働者で、トミーが所有するアヘンを大胆にも盗んでいる
─────────
スティーヴン・グレアム

Stephen Graham
出演作:『スナッチ』『パイレーツオブカリビアン 最後の海賊』

l

Source Images: Robert Viglasky/Netflix, Matt Squire/Netflix, Ben Blackall/Netflix


リリース情報

[Source Images] ©︎ 1997-2022 Netflix,Inc.

イギリスのBBC Oneで 2022年4月3日に最終回が放送され、華々しく幕を閉じている。他の地域ではNetflixがライセンスを持っており、全6話のエピソード構成で、2022年6月10日より配信開始される。

解禁された新しい予告編は、多くを語らず、死、混乱、苦悩といった “闇” をピーキー・ブラインダーズ流に表現している。

作品ページ・予告編は▶︎こちらから


シーズン7が制作されない理由

シーズン7の計画がキャンセルされた理由はいくつかある。最大の理由はCOVID-19によるパンデミックの影響だという。

シリーズ生みの親であるスティーヴン・ナイトが、2021年初頭にBBCニュースへ出演した際、『当初は7つのシリーズを計画していたが、COVID-19 が我々から1年を奪った』と訴え、他の番組と同様に撮影の中断を余儀なくされたことを明かしている。

『(この延期によって)7つ目のシーズンを制作する代わりに、スクリーンへ移行するアイディアを思い付いたんだ』と続けた。

その後、ポリー・グレイを演じたヘレン・マックロリーの悲劇的な死が重なり、長編映画の計画が早まったことをBBCに語っている。

▲癌との闘病の末2021年に死去した女優のヘレン・マックロリー(Source Images:Copyright © 2022 BBC.)

『(ヘレンを失ったことで)とにかく前へ進むため、一度終止符を打ってから映画製作をはじめよう、そして、スピンオフの方向性を見定めようと話し合った』と振り返った。

つまりシーズン7の放送は断念したが、映画化の決定、そしてスピンオフシリーズの可能性を残しているということになる。(Netflixで配信されるかは不明)

映画においては今後数ヶ月以内に制作が開始される予定で、キリアン・マーフィとポール・アンダーソンがそれぞれトミーとアーサー役で再登場するとみられている。

ということでピーキー・ブラインダーズ ファンの皆さん、これで終わりではないのでご安心を。続報をお待ちください!

コメントを残す

CAPTCHA