日本でもヒットのNetflix「ナイト・エージェント」がシーズン2へ更新決定!─2024年に戻ってくる


「ナイト・エージェント」はシーズン2に戻ってくるのだろうか?

答えは <<< YES >>> だ。

Netflixは、デビュー(3/23) から1週間足らずで、シーズン2の制作にゴーサインを出し、2024年に10エピソードを掲げスクリーンへ戻ってくることを明らかにした。

配信初週が爆発的なヒットを記録したことを考えれば、この更新は驚くことではないだろう。ここではシーズン2について判明していることを一挙紹介している。

▲公開された「ナイト・エージェント」シーズン2のキーアート

シーズン1のパフォーマンスは?

これまで述べてきたように、更新はすべて数字に左右されるものである。
「ナイト・エージェント」はその完成度の高さ、番組の予算(1話あたり200〜300万ドル、総額3000万ドルと言われている)に対し期待を上回る視聴者数を獲得したことから、続編を望む声が高まっていた。

その記録の内訳は以下のとおり。

〈TV番組(英語)グローバルTOP10〉

週間視聴時間数
👑第1位👑
2023年3月19日~2023年3月26日:168,710,000 時間

Source: top10.netflix.com

このように、今週最も視聴されたタイトルとして首位に君臨したわけだが、他のNetflixオリジナル作品と比較するとどの程度パフォーマンスを発揮したのだろうか?

上記は、昨年大ヒットした新作ドラマ『ザ・ウォッチャー』『ザ・リクルート』『リンカーン弁護士』と比較したものである。開幕週という点だけでも大幅に差をつけ、見事なデビューを飾っている。

一方で、批評家の評価はどうだろうか?

現段階(3/30現在)で、観客のスコアが批評家のスコアを上回っているが、全体としては好意的なレビューが目立っている。
大手映画批評サイトRottenTomatoesでは、オーディエンス82%、批評家74%の高スコアを獲得。IMDbでは13,000以上のレビューで7.7/10、Metacriticでは68の評価を得ている。


シーズン2へ期待すること

番組のクリエイター兼ショーランナーのショーン・ライアンは、主人公のピーターの身に何が起こるか、すでにいくつかのアイデアを練っているようだ。

Tudumのインタビューでこう語っている。『ピーターはシーズン1を終えて、ある大きな問いを自分に投げかける… “自分は何に巻き込まれたのか?”』

🤐 ネタバレ注意 🤐

エンディングでは大統領首席補佐官であるダイアン・ファーが二重スパイであり、副大統領やゴードン・ウィックと協力して地下鉄爆破テロを計画したことが判明した。

ピーターのナイト・エージェント昇進は、ホワイトハウス内部に潜むテロリストの陰謀を解明し、大統領の命を救ったことに対する報酬である。最終的には文字通り物事が好転するも、潜在的にはまだ多くのことを探求する必要がありそうだ。

[Source Images] ©︎ 1997-2023 Netflix,Inc.

─ピーターと、恋のお相手ローズとの新しい仕事とは、2人にとってどんな意味を持つのだろうか?

『それはシーズン2で答えたい大きな疑問のひとつだよ』とライアンは語る。『ピーターは飛行機に乗ってどこかへ向かい(おそらく海外へ行き新たな冒険を始める)、ローズはカリフォルニアに戻りシリコンバレーの夢を再び追いかけようとするだろう。その意味は何なのか?いくつかの初期アイデアがあることは確かだ』

そんな中、少なくとも2名の極悪人は逃亡中である。失脚した大統領首席補佐官ダイアンはフィナーレで銃弾を受けながらも生き延び、権力者ゴードン・ウィックは難を逃れようと躍起になっている。

ライアンは、ウィックの逃亡について『たったひとりの人物の資力や人脈、あらゆる要素によって、のらりくらりと逃げ出すことができるんだ。もしかしたら、また何らかの形で彼を登場させることになるかもしれない』と仄めかした。

[Source Images] ©︎ 1997-2023 Netflix,Inc.

そして、ピーターは今後もファーの動向に目を光らせていく。“デュープロセス(法の適正な手続き)” を信条とする彼にとって、彼女が生きていることに不満はないのだから。『しかしファーが正義を逃れた場合、彼はトラバース大統領を少し警戒するようになるだろうね。裏切り者でありながら裁きを受けないというのは、ピーターにとって快く思わないことだから』

シーズン2はナイト・エージェントとして大統領に直接仕えることになり、これまで以上の危機的状況に陥るだろう。

続報をお楽しみに!


「ナイト・エージェント」シーズン1(全10話)は、Netflixで独占配信中。

作品ページ・予告編は▶︎こちらから

▼マシュー・クワークによる原作の小説『ナイト・エージェント』もチェック!

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