Netflixのラテン系コメディシリーズ「Gentefied/ヘンテファイド」が、シーズン3に戻ってこないことが分かった。
米Deadlineによると、同番組は大きなインパクトを与えることができなかったため、わずかシーズン2で打ち切られることになったと説明。
シーズン2は2021年11月に配信開始し、米国ではTV番組のTOP10に9日間ランクインしたものの、他の地域では大きな反響を呼ぶことなく終了した。シリーズの不調を示す指標は予告編にもあり(これはNetflix自体の業績とリンクしているとも言われてる)、シーズン1の予告編は58万ビューを集めたが、シーズン2は6万7000ビューと10%強にとどまった。
米国制作のラテン系番組がNetflixで苦戦するのはこれが初めてではなく、過去にキューバ系家族を題材にしたドラマ『ワンデイ -家族のうた-』が同様の状況で打ち切られている。一方で他社も苦戦を強いられており、2021年公開の『イン・ザ・ハイツ』(配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ)が興行成績でつまずいたことは記憶に新しい。
また、この発表にファンたちは様々な反応を示している。番組の公式Instagramのコメントには『シーズン3をぜひお願い…!!私たちの苦悩や移民の子供であることについて語られていて本当に心に響いた。』『私たちの声になってくれてありがとう』『考えさせられた。私の周りでもホットな話題だったし、多く議論を呼んだテーマだった』など、キャンセルを惜しむ声が相次いだ。
キャストやスタッフの多くは沈黙を守っている中、先日出演者のジョセフ・ジュリアン・ソリアは自身のTwitterで『次へ進もう』と投稿している。