Netflix、アイルトン・セナをモデルにした初のフィクションドラマ製作発表!


Netflixは、伝説的F1ドライバー、アイルトン・セナ・ダ・シルバ (1960~1994) をモデルにした初のフィクションドラマを製作することを発表した。シリーズは全8話の構成で、2022年に配信が開始される予定だ。 

本シリーズでは、セナがイングランドに渡り、F1600のシリーズで鮮烈なデビューを飾るところから始まり、その苦悩やすれ違い、喜び、悲しみなど、伝説の裏に隠された彼のリアルな姿を映し出す。そして、イタリアのイモラで開催されたサンマリノグランプリで起こった悲劇的な事故でクライマックスを迎えるストーリーだ。

Via Instituto Ayrton Senna

F1チャンピオンを3度獲得したセナの輝かしいキャリアを振り返るのみならず、彼の人柄や家族との関係も掘り下げ、友人や家族から”ベコ”や”ベカン”と呼ばれて愛されたセナの真の姿に迫る。

国民的英雄の素顔を描き出すため、セナの家族による積極的な協力のもと Gullaneにより製作される。撮影は世界各地で行われる予定だが、その中でもサンパウロ州にあるセナが育った実家は、彼の親族により初めて立ち入りが許可された。

アイルトンの姉ビビアーニ・セナによると、『これまで世間に知られていなかったセナの物語を語ることができ、とてもうれしく思う。私たちセナの一族が関わることによって、 これまでにない特別な作品が生まれるでしょう。』 と世界中に展開するNetflixがパートナーになる喜びを語った。

また、F1のアイコン的存在となったセナはブラジルをより良い国にしたいという思いのもと、レース以外にも慈善活動に積極的に取り組んでいたことでも知られている。

Gullane社を設立したファビアノとカイオは、『彼は夢を叶えるために闘い、国の威信を背負って立つべく、若くしてさまざまな障壁に立ち向かった。彼の存在は、ブラジル国民の結束の象徴となっている。』 と当時を振り返る。視聴者の感情に訴えかけ、深く考えさせる物語を数多く生み出している同社がどのようなドキュメンタリーを手掛けるか注目だ。

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