サバイバルをかけた孤独な闘いを描くスペイン映画「ノーウェア: 漂流」（原題：Nowhere）が、2023年9月29日よりNetflixで独占配信開始される。
『パーフェクト・ストーリー』『アドゥ』『パキータ・サラス 〜未来のスターを探せ!〜』など、これまでNetflix作品で主役級の活躍を魅せてきたアンナ・カスティーリョが主演を務め、突如として大海原に投げ出された妊婦のミアを演じる。
メガホンを取るのは『スカイ・ロッホ －赤い空の向こうに－』や『ペーパー・ハウス S5』のエピソード監督を務めた実績もある、スペイン出身のアルベルト・ピントが担当。
原作はインディアナ・リスタが書いた物語（フィクション）に基づき、脚本家のアーネスト・リエラ、ミゲル・ルス、シアニー・ウィンスロー、テレサ・デ・ロセンド と一緒に共同執筆している。
3年間製作に費やしたピント監督は、Netflixへこう語っている。
『この映画は、磯臭さ漂う生々しくエモーショナルな、誰もが主人公へ感情移入してしまうようなストーリーだ。彼女の痛みと喜びを身近に感じ、自分の肌でサバイバルを感じて欲しい』
海の真ん中で妊婦がたった一人…手に汗握る忍耐の物語
夫と共に海上コンテナに身を隠し、全体主義国家を逃れる妊婦のミア。
しかし途中で夫と引き離されてしまい、激しい嵐でコンテナごと海に投げ出されてしまう。広い海の真ん中で孤独に漂うミアは、娘を守り、夫と再会すべく困難に立ち向かっていくが…。
駆り立てる危機感…ファーストルックが到着！
ゴヤ賞受賞の実力派スペイン人俳優が集結！
主演は、映画『オリーブの樹は呼んでいる』(2016年) で、第31回ゴヤ賞 新人女優賞を受賞したアンナ・カスティーリョが務め、母国を脱出しようとする妊婦のミアを演じる。
アレハンドロ・アメナーバル監督の『海を飛ぶ夢』でゴヤ賞新人男優賞を受賞し、その後『抱擁のかけら』や『エリサ&マルセラ』の出演で近年目まぐるしい活躍を魅せるタマル・ノバスが、ニコ役に扮する。
その他、トニー・カルビーリョ、マリアム・トーレス、イリーナ・ブラボ が出演する。
舞台は名もなき国から始まるが、そのほとんどは海上である。ロケ地はスペインのタラゴナ港などで行われた。
映画「ノーウェア: 漂流」は、2023年9月29日よりNetflixで独占配信開始。上映時間は109分。
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