2023年のスタートにふさわしく大々的なデビューを飾った「ロックウッド除霊探偵局」がシーズン1で打ち切られることが分かった。
この発表は、番組制作会社であるComplete Fiction Pictures がTwitterで明らかにしたもので、『シーズン2への復活を見送ることを発表する…』と切り出し、正式にキャンセルされたことを報告した。
『ファンの皆んな…君らは本当に最高だった。この番組を受け入れ、祝福し、愛してくれた。感謝してもしきれないよ』と、視聴者だけでなく長年の原作ファンへも感謝のメッセージを贈っている。『本は生き続け、築いた友情も生き続ける。我々は、その両方を楽しむことをお勧めするよ』と続けた。
「ロックウッド除霊探偵局」の場合Netflixの同ジャンル作品と比較すると、パフォーマンスや、第2週から第3週にかけての視聴率が大幅に低下したことから、配信から1ヶ月ほど経った時点でキャンセルに傾く可能性が高いと予測されていた。
それでも関係者によると、番組の『完走率』は54%(50% 未満の番組は更新が難しいとされている)と概ね良好だったという。しかしこれだけでは番組を救うには十分な決め手にはならなかったようだ。
一方で批評家による番組への評価は高い。RottenTomatoesでは93%(視聴者のスコアも驚異の94%を獲得!!)、MDbでは7.4%を記録している。
原作の小説『ロックウッド除霊探偵局』シリーズは、 現在5冊の構成で発売中だ。続きが気になる人はチェックしてみよう!
- 1巻[2013年]:霊を呼ぶペンダント(原題: The Screaming Staircase)
- 2巻[2014年]:人骨鏡の謎(原題: The Whispering Skull)
- 3巻[2015年]:The Hollow Boy(※英語版のみ)
- 4巻[2016年]:The Creeping Shadow(※英語版のみ)
- 5巻[2017年]:The Empty Grave(※英語版のみ)
※2015年には短編小説『The Dagger in the Desk』も出版されている。