2014年3月8日、乗客乗員239人を乗せたマレーシア航空MH370便がレーダーから消失…。航空史上最大の謎といわれる失踪事件の真相に迫るドキュメンタリーシリーズ「MH370: マレーシア航空機失踪事件」(原題:MH370: The Plane That Disappeared)が、2023年3月8日よりNetflixで独占配信される。
─MH370便に何が起こったのか?
ちょうど9年前の夜、乗客乗員合わせて239人を乗せ、MH370便はいつも通りクアラルンプールから北京へ向かうはずだった。ところが離陸後まもなくレーダーから姿を消してしまう…。
民間航空機が消息を絶つという衝撃的なニュースは世間を騒然とさせ、暴動を引き起こし、乗客乗員の近親者たちを悪夢に陥れた。
そして、世界規模でなされた調査に答えが出ることはなかった…。
─航空機失踪事件に関して最も議論を呼んだ説を3部構成で調査!
このドキュメンタリーシリーズでは、7つの国をまたいで集めた記録をもとに事件の夜を再現。
搭乗者の家族や、科学者、ジャーナリスト、さらに世界中の一般の人々のインタビューを収録し、9年経った今でも真相の解明を求め続ける人々の声を届ける。
エピソード1では、陰謀論や言いがかりが暴走し始めた時の状況など、MH370便が消えた直後から数日間をクローズアップしている。
そしてMH370便の失踪をさらに複雑にしているのが、この後に起きた墜落事故である。同年7月、MH17便がロシアのミサイルによって撃墜され、マレーシア航空はもう1機を失っていたのだ。エピソード2では、専門家が同航空会社の航空機が短期間に2機墜落する可能性は限りなく低く、陰謀論が膨らむ原因になっていることを論じている。
そしてエピソード3では、16ヶ月に及ぶ捜索の果てに、東アフリカ沿岸の海岸に飛行機の翼が発見された一部始終をクローズアップしている。当時、専門家やマレーシアのナジブ・ラザク元首相は、この残骸がMH370便のものであることを訴えたが、一部のジャーナリストや被害者家族は疑念を抱いているようだ…。
─誰が出演している?答えを探し続ける人々
ジェフ・ワイズ(科学ジャーナリストで『The Plane That Wasn’t There: Why We Haven’t Found MH370』の著者)が、記者で海外特派員のフローレンス・デ・シャンジーらと共に、人々の記憶を記録する。
中国、マレーシア、オーストラリア、フランスの搭乗者の家族にもインタビューを実施。ルイーズ・マルキンソン監督は、『(遺族は)人々がこの不可解な事件について対話を続けてくれることを望んでいる。彼らは “おい、もう9年経ったんぞ” と言えるような場を求めているんだ。その点ではみんな一致団結していたよ』と語っている。
現代の最も不可解な事件の1つに迷い込んだ人々の記憶を呼び起こすドキュメンタリー番組「MH370: マレーシア航空機失踪事件」は全3話のエピソード構成で、2023年3月8日よりNetflixで独占配信。
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