全米を震撼させた連続殺人犯ジェフリー・ダーマーの人生と、その被害者たちの物語を伝える犯罪ドラマシリーズ「ダーマー: モンスター: ジェフリー・ダーマーの物語」は、2022年9月の配信以来、驚くべき快進撃を遂げ〈Netflix史上最も試聴されたTVシリーズ第2位〉を記録する大成功を収めた。
通算で視聴7億137万時間を記録し、その数は「ストレンジャー・シングス」 シーズン4 に次ぐものである。今後数週間で10億時間に到達する見込みだ。
この人気が後押しし、Netflixは『ジェフリー・ダーマーの物語』の他に恐ろしい連続殺人犯をフィーチャーした2つの章を追加することを発表。
Netflixの『インド凶悪殺人事件録』のような、アンソロジー路線を取ることになるという。
ちなみにクリエイターのライアン・マーフィーは、同時期に配信されたスリラードラマ「ザ・ウォッチャー」も手掛けており、こちらもヒットを受けシーズン2へ更新している。当然ながらマーフィー作品として視聴率を比較されたが、「ダーマー」が6億時間近く上回っている。
実録物のドラマや連続殺人犯のドキュメンタリーがトレンドになって久しいが、「ダーマー」が受けた反響の大きさを考えると、今度のシーズン2、シーズン3が視聴者にどう受け止められるのかは興味深い。悪名高きジェフリー・ダーマーを美化し、被害者の家族(その多くは番組制作にあたり何の相談も情報も与えられていなかったという)に対して無神経であると批判されたのである。
次なる実在の殺人鬼についての詳細は明らかになっていない。
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