レガシー・レコーディングス（Legacy Recordings）は、「ストレンジャー・シングス」シーズン4 のサウンドトラック詳細を発表した。

シーズン4の配信スケジュールと同様に、サウンドトラックも2回に分けてデジタル配信される予定だ。第1弾は2022年5月27日、第2弾は2022年7月1日のリリースとなる。また、サウンドトラックの〈CD〉と〈カセット〉版は2022年9月9日に発売され、〈2xLPビニール版〉は2022年後半に到着する予定だ。

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では、さっそくアルバムの中から初公開された楽曲、Journeyの “Separate Ways (Worlds Apart)” のリミックスを試聴してみよう。これは予告編でも使用され話題となっている。

■スティーヴ・ペリーも絶賛！クラシック・ロックとオーケストラ・サウンドのミックスで世界観を表現

予告編の制作に携わったAlloy Tracks社のオーナーであるトロイ・マッカビンは、先日Forbesのインタビューで、スティーヴ・ペリーから直々に電話があったことを明かしている。

『（電話の相手が）曲についてやたら話したがっていたから、僕はNetflixの担当者から掛かってきたんだと思っていた』と振り返る。

『 “いつもはこういう曲は許可を出さないんだ” って何度も言うから、“あぁ、やっぱりNetflixの人だ” って思ったよ。たぶん15分くらい話したと思うけど、僕らがこの楽曲を使って何をどのようにするのか、とにかく全部知りたがってたね。最後、電話を切る前に “ごめん、僕は誰と話しているんだろう…？君の担当は何かな？” と聞いたら、彼は “ジャーニーのスティーヴ・ペリーだよ！”って…!!』

その後、ペリーは6ヶ月にも及ぶトレーラー制作に深く関与し、プロセスを楽しんだという。

『 “この曲をリリースした時に、君達がいればよかったのに” と言ってくれたんだ。スティーブ・ペリーからの賛辞だ…こんなにも嬉しいことはないよ』とマッカビンは続けている。

■ ロックの礎を築いた数々の名盤に、新しい息吹を吹き込む！

音楽をプロデュースするのは、シリーズの生みの親であるダファー兄弟（マット・ダファー、ロス・ダファー）と、ティモシー・J・スミスが担う。

ダファー兄弟は、80年代生まれで当時の映画や音楽に影響を受けた世代だ。彼らの感性をかたどったともいえる80年代のカルチャーは、多くのシーンに盛り込まれ、細部までこだわった楽曲や映像美はレトロでありながらクールな印象を残している。

過去のシーズンでは、QUEENの “Hammer To Fall”、TOTOの “Africa”、Scorpions の “Rock You Like A Hurricane” など、名だたるクラシック・ロックがフィーチャーされてきた。もちろん番組のファンは、シーズン4もクラシック・ロックがふんだんに採用されることを期待せずにはいられない。

■ シーズン4 全曲プレイリスト

新シーズンのサウンドトラックには、“Separate Ways” に加え、劇中で描かれる様々な年代やスタイルをカバーしたキーミュージックが収録されている。

Episode 1

Seperate Ways – Journey
Dream A Little Dream Of Me – Ella Fitzgerald, Louis Armstrong
California Baby – Jeremiah Burnham
California Dreamin’ – The Beach Boys
Object of My Desire – Starpoint
The Red Army Is The Strongest – The Red Army Choir
Running Up That Hill – Kate Bush
I Was A Teenage Werewolf – The Cramps
Fever – The Cramps
Chica Mejicanita – Mae Arnette
Play With Me – Extreme
Detroit Rock City – KISS
Got Your Number – The Lloyd Langton Group

Episode 2

Surf Time – The Surf Riders
You Spin Me Round – Dead or Alive
Rock Me Amadeus – Falco
Diamond and Emeralds – The Interior Castle
Tarzan Boy – Baltimora
Wipe Out – The Surfaris
Psycho Killer – Talking Heads
Burning Up – Donnell Pitman

Episode 3

In Transit to Bermuda – Dorian Zero
Rigoletto, Act III: V’ho ingannato… Colpevole fui – Giuseppe Verdi
Che gelida manina – Giacomo Puccini, Erich Leinsdorf
Guardian Angel – Fergus Mac Roy
There’s a Storm Coming – Dance With the Dead

Episode 4

Legless – Hipbone Slim
Hard Feelings – Al Kerbey
Minuet in D Minor – Johann Sebastian Bach, Amelia Davis
Pass the Dutchie – Musical Youth
Sentinels – Makeup and Vanity Set
Bond Street Bounce – Len Stevens
Dream A Little Dream Of Me – Ella Fitzgerald, Louis Armstrong
Claire de Lune – London Philharmonic Orchestra
Running Up That Hill – Kate Bush

Episode 5

The Last Dream, M12 – Michel Rubini
Travelin’ Man – Ricky Nelson
Running Up That Hill – Kate Bush
The Hitcher End Credits – Mark Isham
Nina, O Sia la Pazza Per Amore: Il Mio Ben Quando Verrà – Cecilia Bartoli, Gyorghh Fischer
Night of the Stabs – Gothic Storm

Episode 6

The Snow Maiden, Op 12 – Chorus of the People and The Courtiers – Russian State Chorus
Cavatine Et Rondo D’Antondina – The National Bol Shoi Orchestra
Pass the Dutchie – Musical Youth
Killer Clown – Gothic Storm