“ペーパー・ハウス”のスピンオフ「ベルリン」がNetflixで制作・配信!─これまでに分かっていること


2021年Netflixで〈最も視聴されたTV番組〉第2位を獲得し、シーズン5にて有終の美を飾った「ペーパー・ハウス」。
─この世界的に愛されているフランチャイズはまだ終わっていない。既に報道があるように韓国版『ペーパー・ハウス・コリア』の登場や、熱烈なファンを持つ人気キャラクター〈ベルリン〉が主人公のスピンオフ作品が制作決定している。

ここでは、2023年配信予定のスピンオフシリーズ「ベルリン」(原題:Berlin)について、これまでに判明しているキャストや制作状況などまとめて紹介している。


アレックス・ピナがオリジナル脚本を書き下ろし!

当初『ペーパー・ハウス』のショーランナーであるアレックス・ピナは、『我々は常に、キャラクターに複雑な内面を持たせ深みのある層を与えてきた。だからペーパー・ハウスのキャラクターは、スピンオフでも見たくなるような二面性を持っていると思うよ』と、ずいぶん前からスピンオフの構想を練っていたことを明かしている。

その後、2021年11月下旬に『次はベルリンことアンドレス・デ・フォノロサの時間だ。2023年に彼の人生を描いたスピンオフが登場する』と情報を解禁。

もちろんアレックス・ピナ が引き続き、番組の脚本に復帰する予定だ。彼は自身の制作会社Vancouver Mediaを通して指揮をとるという。


「ベルリン」はどんな作品?

タイトルが示すように、アンドレス・デ・フォノロサとしても知られる〈ベルリン〉を主人公に物語が展開されていく。

詳細は発表されていないが、『ペーパー・ハウス』の後日談を描くわけではなさそうだ。

となると前日譚が舞台になるわけだが、『ペーパー・ハウス』シーズン5でも数々のバックストーリーが掘り起こされている。過去の恋愛を “信じられた5度の愛” と表現していたベルリンは、タチアナを含めた5人の元妻の存在を明らかにした。彼の人生は恋人抜きでは語れないのだ。

ベルリンとタチアナ『ペーパーハウス』にて

若かりし頃の教授との関係や、彼らの父親が亡くなった経緯、そしてパレルモ、マルセイユ、ボゴタとの出会いについてはそれほど語られていないため、ミステリアスな男ベルリンの過去が、さらに解き明かされるかもしれない。


「ベルリン」のキャストは?

[Picture] ©︎ 1997-2022 Netflix,Inc.

現時点でシリーズへの出演が確定しているのは、ベルリン役でお馴染みのペドロ・アロンソのみ。

前途のとおり、パレルモを演じたロドリゴ・デ・ラ・セルナや、タチアナ役のダイアナ・ゴメスの再登場が期待されているが、まだサブキャストは発表されていない。


「ベルリン」の制作状況

撮影スケジュールは明らかになっていないが、2023年に配信予定のため2022年中に撮影が開始される見込みだ。

続報をお待ちください!


アレックス・ピナは現在「ベルリン」以外にも、Netflixの『スカイ・ロッホ -赤い空の向こうに-』(※2022年にシーズン3が登場)や『ペーパー・ハウス・コリア』、パンデミック時代のバンカー燃料市場の成長を描いた新シリーズの制作にも取り組んでいる。

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