世界で異例のヒット『タイガーキング: ブリーダーは虎より強者?!』Netflixがストリーミング界で独り勝ちか?!

世界がロックダウン期間中、最初にバズったドキュメンタリーTV

大型ネコ科動物を愛する動物園のオーナーと動物愛護活動家がめぐる過激な争いを描く「タイガーキング: ブリーダーは虎より強者?!」はもうチェックしただろうか。SNS上では、TikTokでトレンド入り、FacebookやTwitterではミームが飛び交い、アメリカ、カナダ、イギリスなどではNetflix「トップ10リスト」に一週間以上もランクインする爆発的ヒットを記録している。オザークでさえ王位を剥奪できなかった状況を誰が予測できただろう。それでも「タイガーキング」の本質的な良さは明白で、仮に世界が普通の状態だったとしても観客を魅了していただろう。

今では多くの人が屋内に留まることを余儀なくされ、Netflixのようなストリーミングサービスを利用して、昼夜問わず絶え間なくエンターテインメントが楽しめるようになっている。
ストリーミングアナリスト企業Convivaの最新レポートによると、3月9日から3月23日の間、AM10:00からPM5:00までのストリーミング視聴時間が約40%増加したという。NetflixからDisney Plus、HBO Nowに至るまで、どこの配信サービスも最高記録を達成し業界は20%成長の見通しだ。そんな中、Netflixは唯一世界的に展開しているサービスである。

テレビは単に楽しむだけのツールではない

現実逃避したい人には逃げ道を提供し、一体感を作り出すことができるのがテレビだ。スポーツ、リアリティーショーが行われる場合、多くの人がTwitterやFacebookに集まるが、このコミュニティーはテレビから生まれている。皆が同時に見ていることで、自分が何かの一部に加わったかのように感じることができるのだ。

しかしそれがなくなった今、全世界の生産拠点が閉鎖され、すべてのスポーツリーグが中断し延期されている。深夜のテレビ番組は主にYouTubeに移行し、人々が利用できる唯一のLIVEテレビはニュースであり、それは現実逃避を提供してくれない。NetflixはLIVEテレビに投資したことがなく、幹部らはこの分野に参入したくないと繰り返している。
そんなLIVEテレビがほとんどなくなった世界で「タイガーキング」は、それに変わるミームを生み出し、1億6700万人以上の視聴者が利用できるという点でNetflixに優位性を与えている。

孤独な生活が続く中でこの番組に関するミームはほぼ瞬時に広まった。「ゲーム・オブ・スローンズ」のように、人々をSNS上で団結させることに成功したのである。

「タイガーキング」は、このロックダウン中の最初のウイルス番組

タイガーキングは、猛獣に魅せられた男女の常軌を逸した行動と、実際に起きた私設動物園の園長が犯した殺人依頼の罪を軸に、とにかく目茶苦茶なエピソードが7話にまとめれらている。

Twitter、Instagram、Facebook、TikTok での爆発的な拡散から見てもロックダウン期間中に人気が出たことは非常にはっきりしている。そして今はタイガーキングロスが発生し、この寂しさを埋める他の番組が必要とされている。しかしNetflix抜きではセンセーションになるのは難しいだろう。

[source] theverge.com

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