2021年11月12日よりNetflixで配信開始した「レッド・ノーティス」が、早くも続編を熱望する声が多く上がっている。
このアクション・コメディは、“FBIプロファイラー” を演じるドウェイン・ジョンソン、そして“美術品泥棒” に扮したライアン・レイノルズとガル・ガドットというトップクラスの主演トリオを誇る、2021年のNetflixオリジナル映画の中でも超がつくビッグタイトルだ。
さて、気になるのは「レッド・ノーティス 2」がNetflixで制作されるかについて。─現時点での答えは『保留中』であり、Netflixは続編制作への正式な声明は出していない。
もちろん1作目が大ヒットすれば制作される可能性は大いにあるが、配信開始から28日間の視聴者数にかかっているため正式な発表は1〜3ヶ月後になるだろう。
そんな中、米シリウスXMラジオのインタビューで、ドウェイン・ジョンソンは続編を示唆した発言を残している。(※ちなみにジョンソンが設立した制作会社Seven Bucks Productions は「レッド・ノーティス」の製作を担当している)
『もっとやりたいんだけど…視聴者の皆さん次第だからね。そのうち答えが出るでしょう。これまでの反響や観客から得られた情報を総合すると、再演の可能性は十分にあると思うよ。』
続けて、『あと、実はこのあと文字通り1時間以内にこのホテルで(監督の)ローソン・サーバーと会うことになっているんだよ(笑)彼の頭の中には、どうやら『レッド・ノーティス 2』のすごくいい案があるみたいで、45分間のピッチ(短いプレゼン)があるんだよ。』と裏話を明かしている。
ワクワクする話だが、もしNetflixで続編の制作が決定した場合、何が期待できるだろうか?ここでは「レッド・ノーティス 2」について知っておくべき情報をまとめている。(※ネタバレ含む)
■続編リリース予報
制作が決定した場合、「レッド・ノーティス 2」のリリース日についていくつかの推測をすることはできる。
Netflixは通常、映画の続編は1作目から2年後に配信される傾向にあるため、順調にいけば2023年11月に到着することになる。
1作目の制作は、世界的なパンデミックの影響を受け2020年2月〜3月、そして2020年9月〜11月にかけて撮影が行われた。2023年11月の配信を目指す場合、続編は2022年に撮影を開始しなければならないが、出演者の多くがすでに別プロジェクトに取り組んでいるため物理的に間に合わない可能性がある。
特に主演3人はハリウッド界でも破格の高額ギャラが支払われる売れっ子俳優のため、スケジュールを確保するのも容易ではない。配信日の話は当分先になりそうだ。
■誰が続投する?
1作目では、幸運にも絶体絶命の状況から逃げ切ることができたため多くのキャストが戻るだろう。
ドウェイン・ジョンソン(FBIプロファイラー:ジョン・ハートリー役)、ライアン・レイノルズ(美術品泥棒:ノーラン・ブース役)、ガル・ガドット(美術品泥棒:ビショップ役)の主役3名のほか、リトゥ・アーヤ(ダス警部)、武器商人役を演じたクリス・ディアマントポロスの続投が期待されている。
エド・シーランはというと…サプライズがないことを祈りましょう(笑)
■エンディングの考察
「レッド・ノーティス」の最大のツイストは、ハートリーがブースを騙し裏でビショップと組んでいたことだろう。しかし半年後、ハートリーとビショップが休暇を楽しんでいるところにブースが現れ、彼らの秘密の口座をインターポールに密告し資産を凍結させたのだった。
一文無しとなった “3人の泥棒” は、渋々ブースのオファーを引き受け、パリのルーブル美術館へ向かうシーンでフィナーレを飾っている。
〈報酬は2倍、リスクは3倍〉の新しいヤマとは、モナリザなのか…?それとももっと危険で大きな狙いがあるのか…? とにかく一筋縄ではいかず、視聴者の予想を裏切ってくれることは間違いない。
続報をお待ちください!