ジェーン・オースティンの名作小説『高慢と偏見』(原題:Pride and Prejudice/1813年)を、Netflixオリジナルドラマ『私の”初めて”日記』の主演で知られるマイトレイ・ラマクリシュナンを主役に迎え、新たに映画化することが分かった。
「ネザーフィールド・ガールズ」(原題:The Netherfield Girls)と題されたこの映画は、脚本家のベッカ・グリーソン(『グレイテスト・サマー』『The Commute』)が、自ら執筆したオリジナル脚本をもとに監督する。製作はTemple Hill Entertainment社(『ファースト・マン』『メイズ・ランナー』『Love, サイモン 17歳の告白』)が担当。
これまで数々の映像化がされてきた『高慢と偏見』だが、Netflixの「ネザーフィールド・ガールズ」が他と異なるのは、“ロマンティック・コメディ”として描かれ、原作を新鮮でかつ現代的に表現しているところにある。
■プロットは?
現代を舞台に、ベネット姉妹に訪れる恋や失恋、社会での責任や期待を乗り越えていく姿を描く。
主演のラマクリシュナンは、ネザーフィールド・パークに住むセレブに対し懐疑的な見方をする鋭く強気な女性、リジー・ベネットを演じる。
前途したとおり同小説は数々の映画やテレビへ脚色されており、特に1995年のコリン・ファース、ジェニファー・イーリー出演のTVドラマ『高慢と偏見』や、2005年に公開されたキーラ・ナイトレイ主演の映画『プライドと偏見』は多くの賞やノミネートを受け高い評価を得ている。
■キャストは?
現時点ではマイトレイ・ラマクリシュナンのみが発表されている。(ちなみに彼女が出演するNetflixドラマ『私の”初めて”日記』のシーズン2は7/15〜配信予定。)
近日中には追加キャストの発表があると思われる。
■制作状況は?
米Production Weekly(1224号) によると、撮影はサウスウェスト オハイオで行われる予定。(スケジュールは未定)
■配信日は?
現在Netflixは正式なリリース時期を発表していない。2022年後半と考えるのが妥当だろう。
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