今年のアカデミー賞で最多10部門のノミネートを獲得した『Mank/マンク』を監督したデヴィッド・フィンチャーが、次の新作長編映画「The Killer(原題)」に取り組もうとしていることが明らかになった。
米Varietyによると、キャストにはマイケル・ファスベンダー(『X-MENシリーズ』『SHAME -シェイム-』)が出演の交渉中だという。(現在、Netflixおよびファスベンダーの代理人はコメントを拒否している)脚本家には、『セブン』『ファイト・クラブ』『ゲーム』などでフィンチャー監督とタッグを組んできたアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーが執筆を担当する。プロデューサーもフィンチャー監督と何度もコラボレーションしてきたセアン・チャフィンが務める。
「The Killer」は、冷徹な暗殺者が良心の呵責に苛まれ精神が崩壊していく姿を描いたノワールストーリーだ。原作は、フランスの作家アレクシス・ノラン(ペンネーム:Matz)のグラフィックノベルに基づいて制作されている。
第1巻は1998年に出版され、最新作は2017年に出版。グラフィックノベルのどの部分が映画化されるかは不明だが、映画が成功した場合には続編の可能性があることも期待できる。
現在、同作は企画・開発段階で2021年9月から制作を開始する予定だ。配信はまだまだ先でしょう。2022年の後半〜2023年の到着が予想される。
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