“相撲界”を描くNetflix新シリーズ「サンクチュアリ -聖域-」制作決定！ ─力士役に一ノ瀬ワタル、親方役にピエール瀧

Netflixはオリジナルシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」の制作・配信を決定した。

世界的な知名度を誇り、1500年以上日本の伝統文化として、また神事として、神秘のベールに包まれている大相撲。その戦いが行われる土俵は、まさに“サンクチュアリ”（聖域）。同作は、崖っぷちに追いやられた一人の無軌道な若者が、金・女・名声、その全てが土俵に埋まっていると信じ、力士へと上り詰めていく男の物語。

今までタブーとされてきた聖域に真正面から切り込み、泥臭くもリアリティーに満ちた力士たちの“野望と闘士”を丁寧に描き出す。力士を演じる全てのキャストは、ハリウッドの専門家やオリンピック選手のトレーナー・栄養士の指導のもと約1年にわたる肉体改造に挑み、6ヶ月以上の月日をかけ相撲稽古に取り組んでいる。

主演を務めるのは、『獣になれない私たち』の一ノ瀬ワタルが、豊かな格闘技の才能と恵まれた体格を買われ、カネのためだけに相撲部屋に入門した若き見習い力士・猿桜を演じる。脇を固めるのは、縁あって猿桜を預かることになった相撲部屋の親方役のピエール瀧、その女将さん役に小雪が抜擢された。猿桜の唯一無二の友人・清水役を染谷将太が演じる。

監督には江口カン^{_{（『ガチ星』『ザ・ファブル』）}}、そして脚本は、『劇団K助』を主宰し、ドラマ『半沢直樹』の脚本を手がけた金沢知樹が担当。かつてないスケールで、力士達の野望、闘志、葛藤、執念、歓喜、そして相撲の美しさが描かれる

キャスト、スタッフのコメントも到着！

■江口カン（監督）

神事である大相撲。
その薄皮を一枚剥けば見えてくる、欲望とエゴと意地のぶつかり合い。そして魂震わす師弟愛と友情。この物語の現場は、俳優、芸人、一度は諦めた力士たちによる、ガチの身体作りから始まった。ひたすら四股を踏み、汗と罵声が飛び交う「江口部屋」から生まれるこの作品の熱量にご期待ください。

■一ノ瀬ワタル

人生の転機を掴むため角界に転がり込んだ男の無法者っぷり、型破りなキャラクターに魅了されました。大相撲という狂気とも思える世界の光と影、人生を賭けて男が掴もうとするものは何なのか、物語を読む手が止まりませんでした。
スタッフ、演者すべてが全身全霊で挑みます。
この常軌を逸した作品を楽しみにしていてください。

■染谷将太

生まれて初めてまわしを締めさせて頂きます。相撲という国技であり、ロマンがつまりに詰まった世界。夢と欲望が張り合いぶつかり合う、飛び散る汗と涙。神聖な世界でぶつかり合うのは人間達です。台本のラストのページを思わずギュッと握りしめてしまいました。これから現場が楽しみでなりません。

■小雪

日本の国技“大相撲”の世界、日本人である私も裏側は全く知り得ないサンクチュアリ、まさに聖域のタブーに切り込んだNetflixならではの刺激的な作品にまた参加させていただくことになりました。体当たりで相撲人生に挑む個性豊かな登場人物がどう描かれていくのか今からとても楽しみです。

■ピエール瀧

ピエール瀧です。今回このような刺激的な作品に参加させていただくことになり、とても興奮しています。日本の角界を舞台にしたドラマ作品という物は非常に珍しく、日本国内は元より、国外の視聴者の方々にも興味深く受け入れてもらえるのではないかと期待しています。江口カン監督と作品を通して仕事をさせていただくのは初めてで、それは僕に喜びの感情をもたらしてくれました。
皆で楽しみ、無事に千秋楽を迎えられる事を願っています。

■坂本和隆^{_{（エクゼクティブ・プロデューサー／Netflixコンテンツ・アクイジション部門ディレクター）}}

江口監督と脚本の金沢さんがNetflixに道場破りに来たのが約2年半前。そこから1年以上の歳月をかけ脚本を開発し強固なストーリーが完成しました。逸材を求めオーディションをおこない、約1年にわたる徹底的な肉体改造、6ヶ月以上の月日をかけ相撲稽古に取り組みつつ、素晴らしい江口部屋が誕生しました。これまでにない熱量の作品になると信じてます。