小説家のマーク・グリーニー
Netflixは、マーク・グリーニー著の最高傑作シリーズ『グレイマン』の第1作目である『暗殺者グレイマン』(原題:The Gray Man)を映画化することが分かった。このデビュー作にして世界的ベストセラーとなった小説を、『アベンジャーズ』シリーズで知られるルッソ兄弟(アンソニー&ジョー)の手によって新たに生まれ変わる。
Netflixオリジナル映画「グレイマン」には、2億ドルの巨額予算を投じており、オリジナル作品の中でも大規模なプロジェクトとなる。ルッソ兄弟にとっては『アベンジャーズ/エンドゲーム』で全世界興行収入の記録を更新して以来の超大作だ。多くのメディアでは、“ジェームズ・ボンド”レベルの規模と予算と言われ、Netflixで新しいフランチャイズを作ることを意味している。
ちなみにルッソ兄弟はNetflixでもおなじみのクリエイターであり、大成功を収めた映画『タイラー・レイク -命の奪還-』の脚本兼プロデューサーを務めた。現在は、『タイラー・レイク』の続編や、アニメ『マジック:ザ・ギャザリング』に取り組んでいる。
■「グレイマン」の制作状況
公式ステータス:撮影中(最終更新:2021.1.5)
撮影は2021年1月4日から開始したことが明らかになった。撮影場所はカリフォルニア州ロサンゼルスを中心に行われているが、海外ロケも予定していることがわかっている。
■「グレイマン」のプロット
主人公の『グレイマン』ことコート・ジェントリーは身を隠すのが巧みな凄腕の暗殺者。元CIA特殊工作員の過去を持つジェントリーの仕事ぶりは、やがて各国の暗殺チームから標的とされる。
熾烈な戦闘が繰り広げられる死のレースが、今始まる─!
■「グレイマン」のキャスト
ライアン・ゴズリング × クリス・エバンス のダブル主演!元同僚同士の壮絶バトル・アクション!
スタッフ
- 監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
- 脚本:ジョー・ルッソ、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
- プロデューサー:ジョー・ロス、ジェフ・キルシェンバウム、ジョー・ルッソ、アンソニー・ルッソ、マイク・ラロッカ、クリス・カスタルディ
- 製作総指揮:パトリック・ニュウォール、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー、ジェイク・オースト、アンジェラ・ルッソ=オトストット、ジェフリー・ヘイリー、ザック・ロス、パラク・パテル
- 原作:マーク・グリーニー著「暗殺者グレイマン」
■リリース情報
Netflixは正式な配信日を発表していない。現状、2021年1月から撮影が開始しているため2022年の配信になる可能性が高い。
COVID-19の影響により製作スケジュールは暫定的なものとなっており、2022年春〜夏までの配信が現実的だ。
〈情報アップデート〉
映画「グレイマン」は2022年7月22日よりNetflixで配信開始が決定した。
また、2022年7月15日より一部の劇場にて映画公開される。
■続編への期待
Netflixが『グレイマン』シリーズのフランチャイズ展開を計画している場合、小説は2009年〜2020年の間に計9冊を出版しているため、最大8作の続編を適応させることができる。
第1作目が成功を収めることができれば、近い将来多くの続編が観れるかも・・?
時系列で見ると、『グレイマン』シリーズは以下の通り刊行されている。
- 暗殺者グレイマン(原題:The Gray Man)
- 暗殺者の正義(原題:On Target)
- 暗殺者の鎮魂(原題:Ballistic)
- 暗殺者の復讐(原題:Dead Eye)
- 暗殺者の反撃(原題:Back Black)
- 暗殺者の飛躍(原題:Gunmetal Gray)
- 暗殺者の潜入(原題:Agent in Place)
- 暗殺者の追跡(原題:Mission Critical)
- 暗殺者の悔恨(原題:One Minute Out)
▼原作もチェック!「グレイマン」シリーズ byマーク・グリーニー (著)