デンマーク発のNetflixシリーズはこれまで『ザ・レイン』『はかなき世界』『チェスナットマン』『Chosen/チョーズン』など、SFやシリアスな北欧ノワールのジャンルで名を馳せてきた。しかし今回は、打って変わって正統派のコメディドラマが登場する。
「ベイビー・フィーバー」(原題:Skruk/英題:Baby Fever)と題されたこのシリーズは、酔った勢いで元カレの精子を使い、自ら人工授精してしまった不妊治療医の災難を描いている。
■クリエイター自身が闘った不妊治療の経験談を映し出す
シリーズのクリエイターであるアマリー・ネスビー・フィクとニコライ・ファイファーは、作品について『多くの人が見過ごしていた“不妊治療”に関するパーソナルな内容にフォーカスを当てている。コミカルで、厳しくも、新たな発見をもたらす物語』と表している。
不妊治療を受けることは『とんでもなく大変なこと』と強調し、自身が経験したからこそ分かること、伝えたかったことがあるのだという。
『でもその一方で、希望や喜び、笑いに満ちた経験がたくさんあって、短い時間の中で様々な感情を抱くのよ。だからこそ、ドラマとコメディが共存するシリーズを作りたかった。』
難しい選択、親になること、そして愛という普遍的なテーマに触れ、登場人物たちの心の動きを繊細に描いていく─。
■トンデモ行動で妊娠…!人生どう転ぶかは自分次第
主人公は、酔った勢いで元カレの精子を使い人工授精してしまった不妊治療医のナナ。この軽率な行動で妊娠した彼女は、大小さまざまな災難に次々と直面していく─。
いつまでも隠し通せない身体の変化をどう説明すべき…?元カレと寄りを戻すにはどうしたらいい…?悲しいかな、元カレはナナと復縁したがっているようには見えないのだ。
自分でまいたトラブルの種はどんどん膨らみ、やがてつじつまを合わせるのも限界に。すべてを失うことになったとしても、真実を打ち明けなければならない…。
■キャスト
主人公のナナを演じるのはヨセフィーネ・パーク(『ザ・チーム』『ザ・レイン』)が務める。ナナの元カレ・マティアス役はシモン・セアルス(『暗黒と神秘の骨』)、イケメン理学療法士のセーレン役にエミル・プレンター、ナナの友人シモーヌ役にオリヴィア・ジューフ がメインキャストで出演している。
■リリース情報
「ベイビー・フィーバー」は全6話のエピソード構成で、2022年6月8日にNetflixに上陸する。オリジナルが英語以外の言語だが、日本語吹き替え版も対応している。
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