王位継承者の運命を描くスウェーデン発のTVシリーズ「ヤング・ロイヤルズ」(原題:Young Royals)が、2021年7月1日よりNetflixで配信される。
同シリーズは全寮制の名門校ヒーレシュカを舞台に、ヴィルヘルム王子が 王家の血筋と対立するロマンスを赤裸々に描いた青春ドラマだ。
この物語には、大統領の息子と王子とのロマンスを描いた、ケイシー・マクストン著の全米ベストセラー小説『赤と白とロイヤルブルー』(原題:Red, White & Royal Blue) と驚くほどの類似性があり、ファンの間では配信前から多くの話題を呼んでいる。文字通り、政治的立場にある家系の若者が自分の忠誠を選択しなければならない点や、性のカミングアウトといった切り口が指摘されている。
このように、王族の抑圧された人生から一歩踏み出すという重いテーマを扱っているにもかかわらず、同作に登場する豊かなキャラクターや『ゴシップガール』と『スカム』に『ザ・クラウン』のスパイスを加えたようなテイストは、王道でありながら新しいLGBT作品を作り上げている。
■愛、忠誠心、階級、権力…ドラマを面白くする要素がてんこ盛り!
メガホンを取るのは『Beyond Dreams』『My life as a comedian』などで高い評価を得ているスウェーデンの若手女性監督、Rojda Sekersözが務める。『Netflixを通じてスウェーデンのイメージを世界に広く伝える機会を得たことは、非常に刺激的で、最高な気分です』とアピール。
プロデュースはスウェーデンのNexiko社が担当。同社はこれまでに数多くのテレビ・映画賞を受賞しており、北欧で最も革新的な制作会社のひとつと評価されている。
共同脚本家のひとりであるLisa Ambjörn(ヘッドライター)は、プロジェクトに参加した当時を振り返った。
『ちょうどイギリスがメグジット騒動(英国王室離脱) で賑わっていたとき、カール・フィリップ王子が、 “スウェーデンの王室が(可能性や選択肢の範囲を)絞り込められたら、自分の子供たちには自身で未来を切り開くチャンスがある” と発言したのです。そのとき自分たちが本当にタイムリーでホットな話題に身を置いたのだと実感しました。遺産、名誉、階級、伝統といった壮大な物語から逃げない、この勇敢なチームの一員であることを誇りに思います。』と挑戦への思いを語った。
■正直に生きるということ。─王子は愛と義務どちらを選択するか?
[ PLOT ]
全寮制の名門校ヒーレシュカに入学することとなったヴィルヘルム王子は、これからどんな人生を歩んでいきたいか、そして本当の自分を探求しようと新しい日々を歩み始める。
王族の義務から解放され、自由と真の愛に満ちた未来を夢見る王子。
しかし彼は突然、次期王位継承者になるという現実に直面することに。愛と本分いずれを選ぶか、彼が下す決断とは…。
■魅惑的な北欧若手俳優が勢揃い!
出演者はスウェーデンで活躍する俳優を中心にキャスティングされている。
「ヤング・ロイヤルズ」シーズン1(全6話)は、2021年7月1日よりNetflixで独占配信開始!作品ページ・予告編は ▶︎こちらから
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