セガとWildBrainが贈る新作冒険アニメ、2022年に世界配信
Netflixは、SEGAのソニックシリーズの新作アニメ「Sonic Prime (原題)」を2022年に世界配信すると発表した。
同シリーズは、人気ビデオゲームの主人公ソニックが、宇宙を救うためアドベンチャーでエネルギッシュな冒険に乗り出す物語。全24話のエピソード構成となる予定だ。
WildBrainのバンクーバースタジオがアニメーションを担当し、セガとWildBrainが共同で制作する。また、『ベン10』のクリエイター陣で、アカデミー賞受賞の長編映画『ベイマックス』のキャラクターを手掛けたMan of Action Entertainmentが、ショーランナー兼製作総指揮を務める。
■Netflixオリジナルアニメーション部門ディレクター:ドミニク・バザイのコメント
人気キャラクターのソニックは、私を含むあらゆる人々の心の特別な位置を占めています。私は子供の頃、多くの時間をソニックとともに過ごしていましたから、誰もがよく知る大好きなこのキャラクターを、Netflix作品としてまったく新たな冒険に送り出すことができて光栄です。そしてそれは、往年のファン世代のみならず、世界中の新たなファンも楽しめる作品になるでしょう。
■セガ最高ブランド責任者:イヴォ・ゲルスコヴィッチのコメント
1991年のビデオゲーム発売以来、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」は世界的なエンターテインメントアイコンとしてファンを魅了してきました。今日までに11億4,000万本を超えるゲームの販売・ダウンロードを達成し、ワクワクする長編映画や強力なライセンス契約プログラムなどによって、セガの顔ともいうべきハリネズミが世界中の視聴者に驚きと喜びを与え続けています。WildBrain、Man of Action Entertainment、Netflixとタッグを組み、ソニックシリーズの新たなアニメ作品の完成に向けてピッチを上げていくことを大変楽しみにしています。
■WildBrain 社長:ジョシュ・シェルバのコメント
世界中に何世代もの熱心なファンを持つ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」は、以前にも増す人気を博しています。Netflix、セガ、Man of Actionとパートナーを組み、まったく新たなソニックの冒険を世界中の視聴者に届けられることにワクワクしています。WildBrainはこの優れたシリーズを手掛けるために最適な実力を備えており、才能あるクリエイティブチームはすでに素晴らしいアイデアをいくつも生み出しています。ソニックシリーズに関するライブラリに対して、世界的に高い需要が着実に続くなかで、私たちはこのブランドの揺るぎない人気をじかに目撃してきました。新たなファンと長年のファンの両方に、新しくエキサイティングなソニックのコンテンツをお届けできるよう力を尽くします。
ソニック人気を勢いづけた2020年に続いて、2021年は同ブランドの30周年であることからも、「Sonic Prime (原題)」は6~11才の視聴者ならびに全年齢層のソニックファンの心をつかむべく狙いを定めた、ソニックシリーズおなじみの壮大なアドベンチャーにふさわしい規模や領域を実現する作品となる予定だ。
2020年に劇場公開された長編映画「ソニック・ザ・ムービー」は、公開週末に世界規模でナンバーワンを獲得し、何週間も世界1位にとどまる一方、米国内興収の記録も更新した。制作を手掛けたセガサミーとパラマウント・ピクチャーズは、続編の企画が進行していることを発表している。