東京が舞台のアニメシリーズ「ストレンジャー・シングス・トーキョー」がNetflixで計画中!

[Source Images] Tudum / ©︎ 1997-2022 Netflix,Inc.


大ヒットドラマ『ストレンジャー・シングス』のスピンオフ作品「Stranger Things Tokyo(原題)」がNetflixで計画されていることが分かった。

かねてより『ストレンジャー・シングス』の生みの親であるダファー兄弟は、最終章となるシーズン5の前or後に、スピンオフという形でさらに“裏側の世界”へ踏み込んでいきたいと意気込んでいた。そして、このスピンオフ第一弾が「Stranger Things Tokyo」という名のアニメシリーズになるとのことだ。

 What’s on Netflixによると、実はこのスピンオフ計画はかなり前から企画・開発が進められていたそうで、当初の段階では2021年初頭に登場すると言われていた。

新プロジェクトの詳細は不明だが、簡単なログラインは判明している。

舞台は1980年代の東京郊外。

裏側の世界(アップサイドダウン)に偶然出くわした大のゲーム好きな双子の兄弟が壮大な冒険へと繰り出す。

アニメシリーズは6時間程度の長さを予定しており、『ストレンジャー・シングス』のスピンオフ作品としては “初” と銘打っている。ちなみにこの兄弟は2022年初めにNetflixとの再契約を締結し、その際何らかのスピンオフを制作すると表明していた。

Happy Sad Confusedのポッドキャストに出演したマット・ダファーは、スピンオフはオリジナルとは『1000%違う』ものになると述べ、『ストレンジャー・シングスの世界とつながる内容にはなるが、その物語をどのように伝えるかが重要なんだ』と付け加えている。

▲昨年『ストレンジャー・シングス』はゲーム界へ進出。モバイル用ゲーム『Stranger Things: Puzzle Tales』

近年、Netflixはマーベル、ハリー・ポッター、スター・ウォーズに対抗できるフランチャイズIPを求め多額の投資を行なってきた。ディズニーとワーナー・ブラザーズは何十年にも渡りフランチャイズを築き上げてきたが、Netflixがこの分野に参入したのは2013年とまだ新しい。

その中でも、同社がフランチャイズ展開を試みる先駆けとなった『ウィッチャー』は特に強化しており、アニメ映画化(狼の悪夢)や実写ミニシリーズ(血の起源)など、さまざまな形で世界観の拡張を目指している。

その他、NetflixのIPがスピンオフへ展開した例として、『ブライト』(→『ブライト: サムライソウル』)、『オルタード・カーボン』(→『オルタード・カーボン: リスリーブド』)、『アーミー・オブ・ザ・デッド』(→『アーミー・オブ・シーブズ』)などが挙げられる。

前述のとおりダファー兄弟はNetflixと包括的な契約を結んでおり、「ストレンジャー・シングス」以外にも『The Talisman(原題)』や『デスノート』の実写化などの別プロジェクトが進行中だという。

本家の「ストレンジャー・シングス」最終シーズンは、2023年5月に撮影が開始予定のため、2024年まで帰ってこない見込みだ。

今回のスピンオフアニメがいつ頃配信されるかは不明。続報をお待ちください!

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