悲劇の大火災が鮮明に蘇る…「Notre-Dame/ノートルダム」がNetflixに限定シリーズで登場!─キャスト、プロット、リリース情報


パリのノートル・ダム大聖堂を襲った火災から約3年半…。Netflixは、実際に消火活動にあたった消防士や、炎の混乱に巻き込まれた人々の実話を通して振り返る 限定シリーズ「Notre-Dame/ノートルダム」(原題:Notre-Dame, la part du feu)を、2022年10月19日より配信開始する。

この大火災を題材にした映像化は、今年3月にフランスで公開されたジャン=ジャック・アノー監督の映画『Notre Dame On Fire(原題)』に次ぐ、2つ目の作品となる。

[Source Images] ©︎ 1997-2022 Netflix,Inc.

原作は、消防士たちの証言を記録したローマン・グベールの著書『La Nuit de Notre-Dame』から着想を得ている。火災を複数の視点から描き、パリの人々にどのような影響を与えたかについて掘り起こす…このドラマ化によって様々な見解が示されるだろう。


キュメンタリーではなくシリーズでみせる感情の普遍的な側面

プロデューサーのジュリアン・マドンは、視聴者が没入と感情移入を呼び起こす重要性を強調している。『人々の行動、燃え上がる炎、煙の怖さ、そして命が危険にさらされた人々を目の当たりにすることで、我々は大聖堂の中に足を踏み入れることができる』とスリリングな展開を示唆。

メガホンを取るのは、『シグネチャー』『ロマンス』を手掛けたフランス出身のエルヴェ・アドマールが 監督&脚本を担当。脚本はオリヴィエ・ボッケと共同で執筆している。


大聖堂を救え。一人の命も失わずに…!

[Source Images] ©︎ 1997-2022 Netflix,Inc.

舞台は、ノートルダム大聖堂の火災が発生した夜。それぞれに火種を抱えた人々の運命を描いていく。

大聖堂の炎上を食い止めようとパリの消防士が奮闘するかたわら、苦境に置かれた人々の姿も映し出す。互いに争い、愛し、理解し、憎み、笑い、助け合うことを迫られるが…。

彼らは立ち直るチャンスを手にしていくのだろうか─。

[Source Images] ©︎ 1997-2022 Netflix,Inc.

内なる炎に包まれた登場人物たち

[Source Images] ©︎ 1997-2022 Netflix,Inc.

メインキャストには、フランスを代表する俳優陣が勢揃いしている。

(写真左から)

  • シモン・アブカリアン(レストランオーナーのマックス 役)
  • マリー・ザブコヴェック(ビクトワール 役)
  • ロシュディ・ゼム(デュクール准将 役)
  • カロリーヌ・プルースト(バレーズ 役)
  • メーガン・ノーサム(アリス・アダムスキー 役)

その他、アリス・イザーズ、サンドール・フンテク、コランタン・フィラ、カッセム・アル・コージャ、ラヤド・モハメド、フレデリック・チョーらが出演する。


2024年の修復完了に向け…

2019年4月15日、パリの有名観光名所〈ノートルダム大聖堂〉の焼け落ちる瞬間は、世界中で生中継され多くの人々に衝撃を与えた。

火は15時間後に消し止められ、幸いにも死者を出すことなく、建物は倒壊する一歩手前であった。しかし歴史的建造物に甚大な被害を及ぼすことに…。

2020年11月にようやく建物を存続させるため構造の安定化を図ることができ、2021年より再建修復工事が開始された。

フランス政府は、2024年のパリ夏季オリンピックまでの完成を目指し計画中だ。2024年4月に大聖堂で火災後初のミサが行われる予定。


「Notre-Dame/ノートルダム」は、全6話のエピソード構成で2022年10月19日より配信開始。

CGで再現された大聖堂の尖塔が落下するシーンや、ゴシック様式の宝庫である身廊や祭壇などの緻密に演出されたセットにも注目だ。

作品ページ・予告編は▶︎こちらから

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