舞台は1987年、東ドイツ屈指の女スパイ “クレオ” を巡る実話に基づくスリラーシリーズ「KLEO/クレオ」が、2022年8月19日よりNetflixで独占配信される。
シリーズの脚本は、Amazonオリジナルの『4ブロックス』や『ユー・アー・ウォンテッド』を手掛けたハンノ・ハックフォート、リヒャルト・クロプ、ボブ・コンラート のトリオが再集結し、共同で執筆している。
公開された予告編からは、TVドラマ『キリング・イヴ』や『ドイツ1983年』が掛け合わさったような雰囲気が感じられ、バイオレンスでダークなコミカルさ漂うジャンルが好きな人には必見の作品だ。
■80年代とドイツ民主共和国のノスタルジックな世界観を映し出す!
主人公は旧東ドイツの元工作員
物語は、1987年を舞台に東ドイツ屈指のスパイのクレオが、あるシュタージ(秘密警察)工作員の代わりに、西ベルリンで一人のビジネスマンを暗殺するところから始まる─。
ところが、突如身柄を拘束されてしまい、シュタージからも糾弾…さらには実の祖父にも裏切られる羽目に。
裏切り、復讐、そして不吉な赤いスーツケース…
─やがて刑務所生活も2年が過ぎた頃、ベルリンの壁が崩壊しクレオは釈放された。この仕組まれた陰謀は考えていたよりずっと複雑で、不吉な赤いスーツケースがすべての鍵を握っていることに気づくのだった。
誰がなぜ自分を裏切ったのかを突き止め、復讐に乗り出したクレオは、混沌としたベルリンやエレクトロクラブ、マヨルカ島のファームハウス、果てはチリのアタカマ砂漠へと導かれていく。
一方、人生を懸けてこの事件に挑む西ベルリンの警察官スヴェンもまた、彼女の後を追うことに…。
■イェラ・ハーゼが放つ圧倒的存在感に注目!
滅びゆくドイツ民主共和国の対外諜報機関にとって、クレオはまさに最高の殺し屋である。まるで『キリング・イヴ』の悪女ヴィラネルと、『アトミック・ブロンド』のシャーリーズ・セロンをミックスしたような存在だ。
クレオを演じるのは、『ゲーテなんて クソくらえ』『ステラ -真昼の誘拐-』『ザ・チーム』などの出演で知られるドイツ人女優 イェラ・ハーゼ。
2012年にバイエルン映画賞の最優秀若手女優賞を受賞しており、本シリーズで初の主演女優を務める。
その他メインキャストには、(写真左から)警察官のスヴェン役をディミトリー・シャート(『キリング・イヴ』『Uボート』)、ティロ役に ユリウス・フェルトマイアー(『バビロン・ベルリン』『Uボート』)が名を連ねている。
■リリース情報
TVシリーズ「KLEO/クレオ」は全8話のエピソード構成で、2022年8月19日よりNetflixで独占配信。
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