Netflixは、人気小説『模倣犯』に基づき制作される中国語の最新シリーズ「模仿犯」(英題:Copycat Killer)の製作・配信を発表した。
※タイトルは中国語の『模仿』が正式タイトルとなる
ミステリー作家 宮部みゆきの代表作である『模倣犯』は日本で150万部、台湾で10万部を超える売り上げを記録したベストセラーだ。同シリーズでは舞台を台湾に移し、トップクラスのクリエイティブな才能が結集し映像化する。
■台湾トップクリエイターとのコラボレーションが実現!
製作はNetflixの人気台湾ドラマ『次の被害者』を手がけたGreener Grass Productionが担当。(この作品はNetflixの中国語コンテンツとして初のシーズン更新するヒット作となった)プロデューサーはハンク・ツェン、監督はチャン・ロンジーとチャン・ハンルーといった実力派が顔を揃えている。
この複雑なミステリーサスペンスを作るため、製作チームは企画から撮影、ポストプロダクションに3年以上もの歳月をかけてきたという。
ロンジー監督は、『刑事捜査を描いたサスペンスの裏に、善と悪の狭間で葛藤する人間の物語が隠されている』と述べ、キャラクターが持つ多様な側面や、彼らの考え、そして内省をより詳細に描いた点に注目して欲しいと語っている。
■未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描く!
自分が犯した殺人をめぐってマスコミの関心をあおり、被害者、警察、マスコミを翻弄していく冷酷な連続殺人犯を描いた「模仿犯」。
やがて事件の行方に国中が注目するようになっていく─。
設定を東京から台北に移したことについて、ハンク・ツェンは『90年代後半の台湾は、社会的価値の崩壊によって真実と嘘がごちゃ混ぜになり、マスメディアが活発になった時代でした。本シリーズを通して、かけがえのない正義というシンプルな理念を伝えることができればと願っています。』とコメントしている。
■豪華キャストが勢揃い!
物語は、連続殺人犯からの度重なる挑発に翻弄されながらも、その行方を追うグォ・シャオチ検事の目を通して語られる。
『最後の最後まで、誰が犯人かわからないところが、シリーズの魅力です』そう語るのは主演のウー・カンレンだ。
『すべての登場人物が、見えない“糸”で繋がっていて、それは物語が進むにつれて明らかになります。私自身もキャラクターと共に、この糸をたどっていくのですが、1本1本の糸が、次第にクモの巣のように張り巡らされた美しいつながりへと変化していきます。それぞれの糸の裏に秘められた、見事なストーリーテリングを見つける旅に、視聴者の皆さんをお連れできるのを楽しみにしています』とNetflixに語っている。
シリーズに登場するキャスト・キャラクターは以下のとおり。
その他、ゲスト出演として『華燈初上 -夜を生きる女たち-』で人気を博したルビー・リンがニュース番組のメインキャスター、ヤオ・ヤーツー 役にキャスティングされている。
Netflixオリジナルシリーズ「模仿犯」は、2023年3月31日より配信開始される。
作品ページ・予告編は▶︎こちらから
▼原作の小説もチェック!