世界中で愛されているアニメ「カウボーイビバップ」の実写化に、早くもファンの間では大きな盛り上がりをみせている。
11日、LAのゴヤ・スタジオで開催されたプレミアイベントでは、キャストとクリエイターが集う豪華なレセプションとアフターパーティーが行われ、いよいよ配信日までのカウントダウンが迫ってきた─!
2071年の太陽系を舞台に、宇宙船『ビバップ号』に乗って旅する賞金稼ぎたちを描いた「カウボーイビバップ」は、1998年に全26話がテレビ東京で放送された伝説的アニメ。スペースオペラ、西部劇、コメディ、ノワールなど、あらゆるジャンルを融合させた唯一無二の作品として知られ、日本国内のみならず世界のアニメファンを唸らせ、今もなお大きな影響力を与え続けている。
新生「カウボーイビバップ」が登場するまであと3日…。ショーランナーはすでにシーズン2を見据えているようだ。
■『どこに向かうべきかはっきりと分かっている』ショーランナーのアンドレ・ネメックが語る
まず先に結論から述べておくと、現時点でNetflixはシーズン2の制作について正式な声明を出していない。
ファンは長い間アニメ「カウボーイビバップ」の続編を待ち望んでいたが、 2006年監督の渡辺信一郎がThe Daily Texan紙に語っているとおり、第1話を作る前からエンディングを考えていたことから、それは叶わないものと思われてきた。当初、実写版もミニシリーズとして注文されている。
しかし、実写版のショーランナーや脚本家は “全て原作通りではなくキャラクターや物語をより広く描きたい” 意向をみせており、本編では実写オリジナルの設定が追加されるなど、これまで続編へ繋がる制作に取り組んできた。
ショーランナーのアンドレ・ネメックはプレミア会場で、原作を超えてビバップの未来を想像することほど楽しいことはないと興奮を述べ『そして私は言うんだ “さあ、答えを見つけたぞ!”ってね』と振り返っている。
それだけではなく、制作陣はすでにシーズン2への更新に大きな期待を寄せている。ネメックは『NetflixのCEOテッド・サランドスが来たら、シーズン2には大きな計画があるって伝えておいてよ』と報道陣を笑わせ、『我々はどこに向かうべきかはっきりと分かっているし、そのストーリーを語れることに興奮しているよ。もっとカウボーイビバップが見られるように祈るだけだ。』と続けた。(Source:The Hollywood Reporter)
また、制作に関わる人物が将来について発言を残したのはこれが初めてではない。実写版の脚本家でありプロデューサーのクリストファー・ヨストは、シーズン1を執筆する前からシーズン2の企画が始まっていたと明かしている。
『僕らはよりたくさんのストーリーを持っているから(それを披露できるように)世界中の視聴者に受け入れられることを願っているよ。スラムダンクで語られなかったエピソードやストーリーがあるように、ビバップの伝説の中にもそれが存在している。より多くを伝えたいと考えているんだ。』
いよいよ11月19日にNetflixで配信される「カウボーイビバップ」。シリーズの運命は、配信開始から28日間の視聴者数や反響にかかっているため正式な回答は1〜3ヶ月後になるだろう。
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