「グッドガールズ: 崖っぷちの女たち」(原題:Good Girls)シーズン4が、いよいよ2021年8月31日よりNetflixで配信開始される。
同シリーズは2018年より米NBCで放送開始し、2021年6月24日に最終回を迎えシリーズを締めくくっている。
デトロイトを舞台に、3人の女性が金銭的な問題を理由で犯罪に手を染めてゆくストーリーは、『ブレイキング・バッド』『ベター・コール・ソウル』『オザークへようこそ』を彷彿とさせ、世界中で中毒者が続出したコメディドラマだ。
■シーズン4もスリルやユーモア、サスペンス要素が健在!
最終章となるシーズン4では、シーズン3の最終話の続きからスタート。
主人公のベス、ルビー、アニーの犯した罪が、徐々に警察から疑いの目を向けられスリリングな展開が待ち受けている─。
ショーランナーのジェナ・バンズによると、FBI捜査官であるフィービーの活躍が見どころのひとつになっているとか。3人に接触し潜入捜査を続ける一方で、ベスと不思議な友情関係を築いていく様子に注目だ。
そして、ベスの夫が購入したホットタブ事業でマネーロンダリングを行う犯罪行為も本格始動。
新シーズンではベスとリオの関係が再び急接近し、“新しい関係性” が生まれるようだ。
■崖っぷち主婦が企てるトンデモ計画に巻き込まれる人たち!
「グッドガールズ」の魅力はなんといっても主役3人の女性にあり。
米映画批評サイトRotten tomatoesでは、シーズンを重ねるごとに高評価を得ており前作は100%のスコアを記録。2019年のサテライト賞ではクリスティナ・ヘンドリックスの演技が評価され、コメディ/ミュージカル・シリーズの最優秀女優賞にノミネートされている。
■シーズン5は本当に制作されないのか?
残念ながら「グッドガールズ」はシーズン4が最後となる。根強い人気があったにもかかわらず、シリーズは6月にNBC局から打ち切りの判決を受けた。関係者がTV Lineに語ったところによると、キャンセルの理由は金銭的な問題と創造性の違いによるものとされている。
また一方では、主演の3人(クリスティナ・ヘンドリックス、メイ・ホイットマン、レタ)はギャラを下げても最終シーズンの撮影に合意したと報じられていたが、共演者のマニー・モンタナとの交渉がまとまらず契約が破談になったとも言われている。
『LUCIFER/ルシファー』のように、放送局からキャンセルが下された後 Netflixが番組を救ってくれることを期待する声もあったが、NBCとスタジオのユニバーサル・テレビジョンは『シリーズが新しいプラットホームに移る可能性はない』と断言し、事実上終焉を迎えた。(Source:TV Line)
キャンセルのニュースには、ショックから怒りまでSNS上で多くの反応があった。Change.orgでは、番組継続の請願書が作成されているが目標の5万人の署名にはまだ達していない。(2021年8月現在)
今後復活する可能性は極めて低いが、少なくともシリーズはストリーミングサービスを通じて生き続けていくだろう。
「グッドガールズ: 崖っぷちの女たち」 シーズン1〜4 お金や家庭の問題を抱えた郊外に住む3人の母親が、問題を解決しようと決死の覚悟でスーパー強盗を実行。だが、悪事がそうそう思い通りにいくわけもなく…。 作品ページ・予告編は▶︎こちらから |