Netflixの青春ドラマ「グランド・アーミー」シーズン2はキャンセルへ


Netflixは、オリジナルTVシリーズ「グランド・アーミー」をシーズン1で終了すること発表した。これは、シリーズのショーランナーを務めるケイティ・カピエロにまつわる論争* は言うまでもなく、宣伝不足や注目を集められなかったことを考えると驚きではない。

*予告編公開日に脚本家のMing Peifferが、あるクリエイターに対する人種差別疑惑を理由にプロジェクトを降板していたことをTwitterで明かした。彼女を含め3人の有色人種の作家が精神的虐待を受けたと主張し辞退している。[Source]The Independent

同シリーズは脚本・制作を手掛けたケイティ・カピエロが、2013年に初演された演劇『Slut: The Play』を自身の手によって映像化したものだ。プロデューサーは、ボー・ウィリモンとジョシュア・ドーネンが参加、制作はウエストワード社が担当している。

シーズン2 更新状況

Netflix公式ステータス:キャンセル (最終更新日: 2021.7.6)

Netflixは決断に数ヶ月を要したが、最終的にはたった1シーズンで打ち切る判断に至った。

正式なキャンセル理由は公表されていないが、2020年10月のデビュー後、世界中のNetflixのTOP10リストにランクインしたが更新に値するほどの視聴者数を獲得できなかったと思われる。また、前途したとおりカピエロによる人種差別的な搾取と虐待の騒動が大きな理由であることは明らかだ。

未解決の問題をたくさん残しフィナーレを迎えたため、番組のファンは今回の発表に『若者が直面するリアルな問題を描いた良い番組だったのに。シーズン2が必要だよ!!!』『Netflix、考え直してくれ』と落胆をみせている。

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