Netflixは、大ヒットシリーズ「暗黒と神秘の骨」のシーズン2に正式なゴーサインを出したことが分かった。
今回の更新は、6/7〜6/11に開催される〈Geeked Week〉に合わせて発表されたもの。キャストらはファンに向け公式Twitterでメッセージを贈っている。
番組のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたショーン・レヴィはシーズン2に向け次のように述べている。
世界中の視聴者が引き続きグリーシャの旅に向け、「暗黒と神秘の骨」の壮大でユニークなストーリーを楽しめることに感激しています。プロデューサーとしての楽しみは何と言っても、インスピレーションを与えてくれるクリエイターとのコラボレーションです。世界中のファンの期待に応え、あの世界観とパンテオンのようなキャラクターを創り出した、リー・バーデュゴとエリック・ハイセラーには拍手を送りたい。再び皆さんを熱狂的にさせるのが待ちきれません。
エリック・ハイセラーは、引き続きシーズン2のショーランナーを務める。
ショーン・レヴィが設立した製作会社『21 Laps Entertainment』は、Netflixとのパートナーシップ契約を結んでおりこれまで多くのコンテンツを独占的に配信している。現在、「暗黒と神秘の骨」以外にも約10本のタイトルが企画・開発中で、その中にはシーズン1で重要な役割を果たした『クロウ』を題材にしたスピンオフ作品が開発されている噂もあるという。
■シーズン1の視聴状況は?
Netflixが公表している統計によると、配信開始(4/23) から28日間で5500万人のユーザーが同シリーズを視聴したことが明らかになっている。これは史上最も視聴されたTV番組(英語) の第8位にあたる。
そして2020年3月以降に配信された作品の中では、最大のオープニングを飾った14番目のタイトルとしてランクイン。各国の視聴ランキングにおいては 79ヶ国で第1位を獲得した。その後 5月30日には世界の視聴TOP50リストから脱落している。
米辛口映画評論サイトRottenTomatoesでは、一時期フレッシュ認定を保持していたが現在は87%にまで落ち込んだ。しかし一方ではオーディエンスによるスコアはまだ90%の高評価を誇っている。
■シーズン2の見どころは?
シーズン2は全8話(各1時間)のエピソード構成になる予定。
第一弾として、以下のキャストが続投することが決定している。
- ジェシー・メイ・リー(アリーナ 役)
- アーチー・ルノー(マル 役)
- フレディ・カーター(カズ 役)
- アミタ・スマン(イネジュ 役)
- キット・ヤング(ジェスパー 役)
- ベン・バーンズ(キリガン将軍 役)
- ダニエル・ギャリガン(ニーナ 役)
- カラハン・スコグマン(マティアス 役)
ベン・バーンズは、新たな力を得た自分のキャラクターがシーズン2でどのように変化していくのか次のように語っている。
以前の彼は軍隊を持つ中世におけるヒエラルキーのトップで、尊敬され、恐れられている人物でした。しかし、今は孤独です。あるのは復讐心と、自分を脅かす存在だけです。
ある意味、彼が全権力を掌握し、よからぬ事を企てればそれは実現するでしょう。今後どのようなキャラクターと関わっていくのか私も興味深いです。
今後シリーズがどこまで小説に忠実に描かれるか不明だが、シーズン1は原作ファンを裏切らない展開になっていると好評だ。続編は“Grisha”シリーズ の2作目に当たる『Siege and Storm』に続くことが期待されている。
プロット:ダークリングは “影溜まり” から再び現れ、恐ろしい超自然的な力を試す危険な計画を企てていた。一方、アリーナは国に戻り、西ラヴカに集う勢力と“影溜まり”を破壊することを決意する。しかし、力が増すにつれダークリングの禁じられた魔法に深く入り込んでしまい、かつて自分を導いた力や愛、そして仲間との間に追い込まれたアリーナは窮地に陥る─。
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