キアヌ・リーブスが執筆したブーム!スタジオ発行のコミック「BRZRKR」がNetflixで映像化されることが決定した。制作は実写映画化の後、スピンオフのアニメシリーズへ展開していく。
リーブスは製作に参加するほか、実写映画の主演と、アニメ化で同役の声優を務める。
原作の「BRZRKR」は全12巻の限定シリーズで、2021年3月3日に発売し、わずか3週間で61万5000部以上の大ヒットを記録したアメコミシリーズ。ブーム!スタジオにとっては、過去30年間で最も売れた初版タイトルとなり多くのファンや業界から注目を浴びている。
このコミックには多才なアニメーターが参加していることでも話題だ。原案はニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家であるマット・キントと共同執筆をしている。さらに、マーベルのアーティストであるロン・ガーニーがイラストを担当し、ビル・クラブツリーが色彩設計、クレム・ロビンスがテキストを、ラファエル・グランパがキャラクターデザインと表紙を担当している。
物語は、不死身の戦士が8万年にも及ぶ時代を超えた戦いを描いている。“B” と呼ばれる男は、半神半人の呪われた存在。ある日、何世紀にもわたり地球をさまよってきたBはアメリカ政府に雇われ、残酷で危険な戦いに挑むことになる。この取引と引き換えに、B自身の出生の秘密と命を終わらせる方法を得ようとするが・・。
実写&アニメ化によって物語のさまざまな要素を探求し「BRZRKR」の世界を広げていくだろう。
リーブスは、ブーム!スタジオのロス・リッチー、スティーブン・クリスティとともにプロデューサーを務めてる。カンパニー・フィルムズのスティーブン・ハメルも製作に参加し、『きみといた2日間』で知られるアダム・ヨエリンが製作総指揮を務める。
[Picture] Mega / [Source]Deadline