Netflixは、アフリカ人初の侍となった男・ヤスケの伝記を描いたオリジナルアニメシリーズ「Yasuke -ヤスケ-」を、2021年4月29日に世界独占配信する。
時は戦国時代。アフリカから来日し、織田信長公に仕えて数々の戦(いくさ)で勝利を収めた武士がいた。男はブラック・サムライと呼ばれ、邪悪な力から不思議な少女を守るため戦いを強いられる─。
■世界トップクラスの才能が集結!
制作は、『ドロヘドロ』『進撃の巨人』『呪術廻戦』など多くの熱狂的ファンを持つ日本のアニメーションスタジオMAPPAが手掛ける。原案・プロデューサー・監督にはラション・トーマス (『キャノン・バスターズ』)、キャラクターデザインは小池健(『LUPIN the Third -峰不二子という女- 』)が担当する。
また、ヤスケの声優は俳優のラキース・スタンフィールド(『ホワイト・ボイス』『ナイブズ・アウト』『ボージャック・ホースマン』)が演じ、グラミー賞にノミネートされたフライング・ロータスが音楽で参加する。
情熱あふれるクリエイティブチームと同様、この物語は国境や文化、言語の壁を超越したファンタジー時代劇になるという。
■アフリカ出身の監督が黒人侍を描く!
同シリーズの原案・プロデューサー・監督を務めるラション・トーマスは、アフリカ系のルーツを持つ日本在住のアニメーターとして知られている。
アフリカ出身の侍アニメを制作することは、『自分の運命だった』と語り、『日本の歴史におけるヤスケの役割について初めて知ったのはおよそ10年前。来栖良夫の児童書 “くろ助” に描かれた絵に、好奇心を刺激されたのがきっかけでした。』と明かしている。その後、実在した人物であることを知り冒険物語を描く上で素晴らしい題材になると確信したという。
『この歴史的人物を新たによみがえらせた私達の作品を、長年の弥助ファン、そして初めて興味を持つ人々にも楽しんでいただきたいと心から願っています。』とメッセージを送った。
Netflixオリジナルアニメシリーズ「Yasuke -ヤスケ-」はNetflixにて4月29日より配信。全6話(各30分)構成となる。作品ページはこちらから