Netflix「マルコム&マリー」主演のゼンデイヤ、年齢差を懸念する声について語る ─『現実世界での私はもう立派な大人に成長している』


ディズニー・チャンネルの子役出身であるゼンデイヤは、きっと今もディズニーを夢見る心を持ち続けているでしょう。しかし彼女はもうティーンエイジャーではない。

ゼンデイヤは、近日配信予定のNetflixオリジナル映画「マルコム&マリー」で、ジョン・デイヴィッド・ワシントンの恋人役を演じる。実はこの映画、制作発表時からある物議を醸していた。それはジョンとゼンデイヤの “年齢差” についてだ。彼らの実年齢はジョンが36歳に対しゼンデイヤは24歳という、一回りの年の差が生じる共演なのだ。

近年のハリウッドでは、それがフィクションであったとしても、カップルを演じる2人の年齢差があまりにも離れすぎていると『不適切な関係』として問題視される傾向にある。

それもそのはず、ゼンデイヤは現在HBOのドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』でティーンエイジャー役を演じていることを考えると、世間の反応は致し方ないと理解しているようだった。E! Newsのインタビューで、『私は16歳の時から16歳の役を演じてきたのよ。子供の頃から知ってるファンが成長するように、子供だった私も成長しているの。でも世間のみんなはずっと私を年下の妹のように思ってるみたい。』と持論を述べている。

『だから私が実生活では立派な大人へ成長しているという現実を受け入れることが難しいんじゃないかな。それでも今だにティーンエイジャー役を演じているけどね(笑)』と付け加えた。

彼女の見解は確かにいい点を突いてる。もしあなたが「マルコム&マリー」の年齢差に歯がゆい思いをしているとしたら、それが理由かもしれない。とは言え、これはあくまでも俳優がスクリーン上で演じるキャラクターに過ぎない。ファンがゼンデイヤから『ティーン・スパイ K.C.』のケイシー・クーパーを連想したとしても、結局のところ彼女は彼女自身なのだ。

子役出身の若いセレブたちが持つジレンマを抱えながらも、ディズニーのルーツを見失わずに、今でも自分はディズニーキッズであることを自負しているという。『それが私のスタート地点であり、あの経験から多くのことを学べたの。感謝しているわ。』と自身の財産になっていることを明かしている。

©︎ 1997-2021 Netflix,Inc.

本作でゼンデイヤは、『ユーフォリア/EUPHORIA』の監督・脚本・制作を務めたサム・レヴィンソンと再びタッグを組むことになる。

わずか6日間で執筆したと話題の「マルコム&マリー」は、全てモノクロ映像で演者はゼンデイヤとジョン・デイヴィッド・ワシントン の2人だけ。いよいよ2021年2月5日にNetflixで世界独占配信される。

「マルコム&マリー」
自分の作品のプレミア上映を終え帰宅した、映画監督とその恋人。漂い始めた不穏な空気の中、明らかになる事実に翻弄される2人の愛は一体どこへ向かうのか。▶︎視聴する

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