Netflixは、北野武の青春時代を描いた自叙伝『浅草キッド』を原作にしたオリジナル映画「浅草キッド」の製作を発表した。
米Varietyによると、過去にビートたけしが作詞作曲した楽曲 “浅草キッド” も物語のベースとなっており、師匠である深見千三郎と過ごした昭和40年代の浅草が舞台となる。
同作の監督・脚本には、たけしを敬愛する劇団ひとりが担当。ダブル主演に、伝説の浅草芸人 深見を大泉洋が、たけしを柳楽優弥が務め豪華俳優の初共演が叶った。
劇団ひとりは、6年前から脚本の準備を進めていたという。今回の映画化について、『僕が憧れた人、街、物語を皆さんと共有できる日が待ち遠しいです』と語っている。
物語は、大学を中退して“ストリップとお笑いの殿堂”と呼ばれていた浅草フランス座に飛び込み、伝説の芸人・深見千三郎に弟子入りしたたけしが、厳しさと愛情にあふれる師匠との日々、個性と才能にあふれる仲間たちとの出会い、そして芸人・ビートたけしが誕生するまでを描いた青春ドラマとなっている。
映画「浅草キッド」は、2021年冬にNetflixで全世界独占配信予定。