Netflixは、第4四半期に新規有料メンバーを850万人獲得し、全世界の総加入者数が2億370万人に到達したことを発表した。
同社の四半期決算報告書によると、新型コロナ影響により動画配信サービスの需要増加が追い風となり、新規加入者は計画していた600万人を大きく上回る850万人を獲得、売上高は66億ドルに達したという。2020年は総じて新規加入者を3,700万人獲得、年間収益は250億ドルで締めくくったことをアナウンスした。
第4四半期のハイライト作品には、「ザ・クラウン」のシーズン4、「クイーンズ・ギャンビット」のデビュー、オリジナル映画「クリスマス・クロニクル PART2」や、オスカー候補の「Mank/マンク」が挙げられコンテンツの魅力をアピールした。加えて2021年は毎週新作のオリジナル映画を配信し、全70タイトルに及ぶラインナップを発表している。
ストリーミングサービスにおけるNetflixの会員数は他社より大きくリードしているが、これまで以上に競争は激化している。急成長中のDisney+は、2020年12月に全世界で8680万人の加入者数を獲得したほか、HBO Max、Apple TV+、Peacock、Discovery+ も独自のコンテンツの強化に取り組んいる。他社の四半期決算はまもなく発表される。
