世界3300万人が視聴!「ジェイク・ポールvsアンソニー・ジョシュア」Netflix独占ライブ史に残る一戦


2025年12月19日 (日本時間翌20日) にNetflixが独占配信したボクシングのライブイベント「ジェイク・ポールvsアンソニー・ジョシュア」が、世界規模で記録的な成功を収めた。

平均同時視聴者数は約3300万人に達し、Netflixのライブ戦略を象徴する一戦になったようだ。


世界3300万人が熱狂したメインイベント!─ただし“過去最高”ではない

[Source Images] ©︎ 1997-2025 Netflix,Inc.

米マイアミのカセヤ・センターで開催された全世界注目のビッグマッチ〈ジェイク・ポールvsアンソニー・ジョシュア〉は、元世界王者ジョシュアがジェイクを6回KOで下す結果となった。
VideoAmpとNetflixによる推計では、試合開始から終了までの平均視聴者数(AMA)は全世界で約3300万人にのぼったという。

また、Netflixのグローバルランキングでは91ヶ国でTOP10にランクインし、アメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ、オーストラリアなど45ヶ国で第1位を獲得。配信規模の大きさを改めて示す形となった。

一方、海外メディアの分析によれば本試合の視聴者数はNetflixの過去のボクシングライブ中継(全4回)と比べて“3番手”に位置づけられており、マイク・タイソン戦ほどの爆発的ヒットには至らなかったとの指摘もある。


“数字”が物語る成功 ─会場もSNSも記録更新

会場となったカセヤ・センターでは、ボクシング興行として史上最高のゲート収益を記録した。

さらに、SNS上ではNetflix公式チャンネルだけで12.5億インプレッションを生み、KOシーンのスローモーションクリップはNetflixライブイベント史上、最も再生された映像(2億1400万インプレッション)となり、同社は話題性とマネタイズ面では大成功だった点を強調している。

イベント成功を象徴する数字はこんなところにも─。

[Source Images] ©︎ 1997-2025 Netflix,Inc.

注目カードの前戦となるコーメインイベントに登壇した〈アリシア・バウムガードナーvsレイラ・ボードワン〉戦は約1500万人の高視聴を記録。女性ボクシングにおけるライブ視聴の存在感を強く印象づける結果となった。

また、EverPassの推計によると米国内のバーやレストラン、カジノなど商業施設で約60万人が観戦。家庭視聴にとどまらない広がりを見せた。


豪華セレブがリングサイドに集結

会場にはローリー・マキロイ、ローガン・ポール、リック・ロス、ティンバランド、ヤング・サグなど、音楽・スポーツ・エンタメ界の著名人が多数来場し、イベント性をさらに高めた。


「ジェイク・ポールvsアンソニー・ジョシュア」は、NetflixとMVP(Most Valuable Promotions)がタッグを組む3度目の大型ライブイベントであり、今後予定されているNFL、WWE、MLBといったスポーツ中継への布石とも言える。

日本では静かな反応に終わった一方、世界市場ではSNSでの拡散力や国境を越えた視聴規模で、Netflixの“ライブは外せない体験”という戦略を強く印象づけた。

作品ページ・過去のライブ録画は▶︎こちらから

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