「スイート・トゥース: 鹿の角を持つ少年」のシーズン2は早くも制作が始まっている。来るべき新シーズンに向けて、4人の新しいキャラクターがキャスティングされていることが分かった。

既に報道があるようにシーズン2は、ジム・ミックルが再び番組制作を担当し全8話のエピソードが予定されている。制作スケジュールによると、2022年1月から開始し5月に終了するという。

「スイート・トゥース」をまだ視聴していない方のために説明すると、“ハイブリッド” とは、人間と動物が混ざった半獣の体を持つ奇妙な存在のこと。シカと人間のハイブリッドとして生まれた主人公のガスが、無愛想だが心優しい男とともに、“大崩壊”により変わり果てた世界の答えを探しに大冒険の旅に出るストーリーだ。

それでは、シーズン2に向けてキャスティングされている新しいハイブリッド・キャラクターたちを紹介しよう。情報源によると全て10歳前後のキャラクター設定となる。

フィン・フォックス

見た目はほぼ人間だが、キツネの耳、赤い毛、ふさふさした尻尾を持つ。狡猾で警戒心が強く、ハイブリッド・ファミリーの一員になったばかりだ。人間の良いところも悪いところも見てきているため、ガスのような他のハイブリッドに対しても度々不信感を抱くことも…。時に突拍子もない考えを思いつくが、適切なタイミングで発言するためみんなが耳を傾けてくれる。

ウォーリー・ウォーラス

大きな牙と小さなヒレ、そして表情豊かな目を持っており水のそばにいる必要がある。ハイブリッド・ファミリーに加わったばかりで、とてもシャイ。暗闇が怖くてライトがないと眠れないほどだ。そして話し出すとポエムのような語り口になり歌うように問いかける。養母であるエイミーに会いたがっているが果たして…。

ヘイリー・モッキンバード

くちばしがあり、細いコルクのような足で歩く。元気があり余りすぎてせっかちなところもあるが、自己表現を恐れない。しかし問題は言葉の制限があることだ。怒った時は鳥の鳴き声で感情がむき出しになってしまう…他人の言葉や声を完璧に再現でき、いつも何かしらの議論を巻き起こしトラブルメーカーになることも。どうやら大人を敵に回したいようだ。

ジョジョ・キャット

目が大きくておとなしく、人に対する好奇心は尽きない。ケージに入っていれば外に出ようとし、光や人の動きを見ると目を奪われる、まぁ基本的には何にでも興味を持つのが特徴だ。ただ残念なのは人間や動物が彼らにアレルギー反応を示すこと。丸くなって一日中寝ているのが好きで、太陽が沈む頃になると兄弟たちと何時間も遊んでいる。

今回発表された新しい役柄はすべてコミックに登場するキャラクターのようだが、What’s on Netflixの投稿によるとコミックにはこれらの説明に一致するハイブリットは見当たらなかったという。

そして、キャスティングコールで使用された上記のキャラクター名が、最終的な役名ではない可能性があることも念頭に置かなければならない。

いずれにしても、シーズン2ではこの4人の新キャラクターによって、ハイブリッド・ファミリーの世界が拡大されることになりそうだ。