よりスマートに、セクシーで、ユーモア溢れるシーズン2!
Netflixの青春コメディシリーズ「私の”初めて”日記」(原題:Never Have I Ever)シーズン2が、いよいよ2021年7月15日に配信開始される。
2020年4月27日にデビューした同シリーズは、マイトレイ・ラマクリシュナン演じるインド系アメリカ人女子高生デービーが、異なる文化の間で奮闘しながら父親の死に向き合い、クールな高校生活を夢見る姿を描いたヒューマンドラマ。不器用だけどまっすぐなデービーに、世界中から多くの共感と感動を呼び大ヒットを記録した。
NetflixグローバルTV部門の責任者ベラ・バジャリアによると、シーズン1は配信開始から28日間で4,000万世帯が視聴し、そのうちの70%が米国以外の地域で視聴されたと述べている。特に、インド、ブラジル、フランス、カナダで人気を博したという。
原作・制作を担ったミンディ・カリングは、当時を『世界中がパンデミックの危機に直面する中、この作品は最も必要とされる笑いを提供したのです。10話の中で、視聴者はパクストンの引き締まった体とマッケンローの若者スラングで一時の現実逃避や楽しさを与えてくれた。』と、米Entertainment Weeklyのインタビューで振り返っている。
■どうなるデービー?! 三角関係に、新キャラ登場に、大混乱!!
まずは、シーズン1のほとんどをパクストンの腹筋に見とれていたデービーが、かつての宿敵ベンと急接近しシーズンを終えたことを思い出しておこう。
この中毒性の高いコメディドラマは三角関係の進め方にも独自の工夫を凝らしているようだ。型にハマったやり方ではうまくいかないと気づいたデービーは、2人とデートすることを決心。
パクストンはホットで、ベンはスマート。ベンとデービーには共通点が多いが、パクストンはとにかくホット。
果たしてデービーはどんな選択をするのか─。
ミンディ・カリングと共同制作者のラング・フィッシャーは、『彼女はまだ、とんでもないことをするつもりです(笑)』と語り、脚本家の部屋でもどちらを選ぶべきか意見が分かれていることを明かしている。
新シーズンでは、デービーの母・ナリーニが宿敵であるクリス・ジャクソン医師とロマンスに発展する可能性が浮上している。しかし母親が他の男性とイチャつくのが気に入らないデービーは『裏切られた』と感じてしまう…。
デービーに新たなライバルが出現。転校生のアニーサは、運動神経がよく穏やかな性格をした魅力的な女性で、インド人でありながら人気者だ。デービーを狂わせる厄介な嫉妬心は、アニーサには一切なし!
デービーの人生に訪れる新たな経験、そして失敗や挫折を描いたシーズン2を皆さんで温かく見守りましょう。
■あなたの推しキャラは誰?愛すべき登場人物/キャスト一覧
デービー 役 気難しい性格のインド系アメリカ人女子高生。パクストンに恋する ────────── マイトレイ・ラマクリシュナン 本作がデビュー作となるカナダ人女優。2022年配信予定のNetflix映画「ネザーフィールド・ガールズ」の主演が決まっている | |
ナリーニ 役 デービーの母親で夫のモハンとは死別。娘と姪の世話を焼きに忙しい ────────── プールナ・ジャガナサン 女優兼プロデューサー。HBOの『ナイト・オブ・キリング 失われた記憶』『ビッグ・リトル・ライズ』の出演で知られている | |
カマラ 役 デービーのいとこ。見合い相手のプリシャントと元彼のスティーブの間で揺れる ────────── リチャ・ムールジャニ インド系アメリカ人で『9-1-1: LA救命最前線』『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』の出演で知られている | |
ベン 役 デービーとライバル関係にあったが恋愛へと発展する ────────── ジャレン・ルイソン アメリカの俳優で5才から演技を開始。『バーニー&フレンズ』『TAG タグ』の出演で知られる | |
パクストン 役 学校イチのモテ男。自己中で自信家だが妹を思いやる優しい一面も ────────── ダレン・バーネット 日本、スウェーデン、チェロキー、ドイツの血を引くアメリカ人俳優。『帰ってきたアメリカン・パイ』の主演で一躍有名に | |
エレノア 役 演劇部に所属する情熱的で友人想いなデービーの親友 ────────── ラモナ・ヤン 香港生まれのアメリカ人女優。『レジェンド・オブ・トゥモロー』『サンタクラリータ・ダイエット』に出演 | |
ファビオラ 役 デービーの親友でレズビアン。頭が良く科学に関心がある ────────── リー・ロドリゲス TVシリーズ『Class of Lies』『Grown-ish』の出演で知られている | |
アニーサ 役 転校生でクラスの人気者。同じインド人としてデービーがライバル視する ────────── ミーガン・スリ 映画『バレンタインデー』やNetflixの『ユニークライフ』の出演で知られる | |
クリス・ジャクソン 役 ナリーニと同じビルで働く温厚で礼儀正しい皮膚科医 ────────── コモン グラミー賞を3回受賞したラッパー。『ウォンテッド』『ジョン・ウィック2』など数多くのヒット作に出演 |
■オンラインイベントでのひとコマ
先月、シーズン2の配信に先駆けキャストとクリエイターが一堂に会しオンライン・ファンイベントが開催された。
当日はゲームやファンとの質疑応答、ティーザー公開などのスペシャルトークを実施。以下ではベストQ&Aをピックアップし紹介している。
出演者:ミンディ・カリング(制作者)、ラング・フィッシャー(制作者)、マイトレイ・ラマクリシュナン、ダレン・バーネット、ジャレン・ルイソン、リー・ロドリゲス、ラモナ・ヤン、ミーガン・スリ、プールナ・ジャガナサン、リチャ・ムールジャニ |
Q. 高校時代の自分にアドバイスしたいことは?
カリング:高校時代の憧れの人は現在太った負け犬になってしまったので、彼のために時間を使わないことですね(笑)
ラマクリシュナン:私は常にA+を取らなくていいよと自分に言い聞かせます。それでも学位は取れるし大丈夫だから。
Q. 出演者に初めて会ったときの印象はいかがでしたか?
スリ:コロナ禍だったのでいつもとは違った経験でした。ハグすることもできなかったしね。でも、最初のフィッティングの直後にマイトレイと遭遇して超感動しました。私が『Hey, あなたの大ファンなんだ』と言ったら、マイトレイは『Bro, “dude”と呼んでよ。私は普通よ。変な風にしないで!』って言ってました。
ヤン:初めてマイトレイに会ったとき、彼女はショートパンツを履いていて私のところに来てこう言いました。『Hi, いますごく興奮してるけど普段はこんなんじゃないのよ。ここに来られてすごく嬉しいの。OK, じゃあね。また後でね。私実はすごくクールなんだよ』って(笑)
ロドリゲス:マイトレイに『私はちょっと内向的なの』と言うと、彼女は『へぇ、私は外向的だよ』と言いました。続けて『いつも内向的な人に惹かれるんだ』と言ってましたね。
ラマクリシュナン:私は一人一人の出会った時のことを覚えています。ミーガンと最初に会ったのはシーズン2を撮影しているときでした。彼女のところに行って、『ここにもう一人、色黒の南アジアの女の子が一緒にいてくれて嬉しい』と言ったのを覚えています。
Q. 自分のキャラクターで面白い変化はありましたか?
ジャガナサン:私にとって一番面白い変化は、ナリーニの人生に突然恋のチャンスが訪れることだと思います。
ムールジャニ:新シーズンでカマラに最も期待しているのは、自分のために立ち上がって、方法を学んだり表現したりすることですね。
ラマクリシュナン:今シーズンのカマラのストーリーは、とても親しみやすく、正直で、多くの人の心に響くと思います。デービーの話に戻ると、彼女は成長しています。前作の私とデービーの関係は、“厄介な親友” という感じでしたが、今は “妹のような存在” に進化していています。彼女はまだ混乱していますがとても誇りに思っています。
Q. 何か面白い舞台裏があれば教えてください
ラマクリシュナン:ダレンが汗ばんでいるように見せなければならないとき、実際にはそれほど汗をかいていない状態で水浸しになってました。気の毒だと思いながらも、心のどこかで面白いと感じてました。
■シーズン3は制作される?
Netflixはまだ正式な回答を出していない。
前回の声明が約2ヶ月掛かったことを考えると、シーズン3の運命は1~2ヶ月以内、遅くとも9月中旬には答えが出ると思われる。
もし続編が正式決定した場合、配信まで約1年は待たなければならいだろう。2022年の秋に新しいエピソードが到着することが期待される。
続報をお楽しみに!
「私の”初めて”日記」シーズン2は、2021年7月15日より配信開始!(全10話)作品ページ・予告編は▶︎こちらから