2021年3月26日にNetflixで配信開始したビクトリア朝のロンドンを舞台にしたシャーロック・ホームズのスピンオフドラマ「ベイカー街探偵団」が、シーズン1をもって終了することが明らかになった。
当初、米ProductionWeeklyの制作リストでは続編の制作が予定されており早期段階の復帰が報じられていた。しかし、企画や日程が決まっていながらも最終的にはNetflixの正式なゴーサインが出ない限り実現はしないようだ…。
キャンセルの理由について、米Varietyは『ニールセンのトップ10では良い数字を記録したものの、Netflix側の判断では、2回目の配信を行う十分な結果が得られなかった』と説明している。
上記のとおり、世界の視聴ランキングでは第1週は好調だったにもかかわらず、その後急速に人気が落ちている。米国ではわずか18日間しかTOP10にランクインしなかった。一方でロシアとウクライナはそれぞれ31日間と35日間TOP10入りを果たし好調さを維持している。
現時点で「ベイカー街探偵団」のキャストやスタッフからの声明は出ていない。
しかし、シャーロック・ホームズの世界はこれで終わったわけではない。Netflixは新たなシャーロックのプロジェクトを進行中で、『ザ・リング』や『ダンボ』の脚本家で知られるアーレン・クルーガーが長編映画「シャーロック・ジュニア」の制作に取り組んでいる。
