世界59ヶ国首位獲得の政治ドラマ「ホステージ: 陰謀の行方」、シーズン2はある?─クリエイターは「続けたい」と意欲的


2025年8月21日に登場したNetflixの英国発ポリティカル・スリラー「ホステージ: 陰謀の行方」(原題:Hostage)が、週間視聴ランキング(8/18〜8/24)において初登場 第2位 を獲得し、人気ドラマ『ウェンズデー』に続く上位に君臨した。
またTV番組TOP10において、配信開始からわずか5日間で59ヶ国の地域で首位を獲得し好調なスタートを切っている。

[Global Top 10 Shows] https://www.netflix.com/tudum/top10/tv

全5話を観終えた視聴者の多くが気になっているのは、『続編はあるのか?』という点だろう。ここではシーズン2の可能性について最新の情報を整理している。


「ホステージ: 陰謀の行方」とはどんなドラマ?

主人公の英国首相アビゲイル・ダルトン(サランヌ・ジョーンズ)は、国内の医薬品不足と低支持率という政治危機に直面しており、国民のためにフランス大統領ヴィヴィエンヌ・トゥーサン(ジュリー・デルピー)と手を組むことを余儀なくされる。

しかしその裏で、夫アレックス医師(アシュリー・トーマス)がフランス領ギアナで国境なき医師団の活動中に誘拐される事態が発生。ダルトンはトゥーサンに救出を要請するが、トゥーサン自身がスキャンダルを盾に脅迫され任務から撤退してしまう…。

二人の政治生命と家族を脅かす黒幕を追う過程で、裏切りや衝撃的な死が続き、クライマックスまで圧倒的なスリルで観る者を引き込んだ。


シーズン2は制作される?

現時点で、Netflixはシーズン2の更新を発表していない。

そもそも本作は〈リミテッドシリーズ〉として企画されており、1シーズン完結を前提としている。とはいえ、過去にリミテッド作品(『君との永遠』など)が好成績を収め続編が決定した例もあるのでまだ望みはある。

Netflixは今後数週間から数ヶ月かけて、視聴データを分析した上で更新の可否を判断するとみられる。


クリエイターの発言に注目 ─続編に前向き?

脚本を担当したマット・シャルマンは、英RadioTimesのインタビューでシーズン2への意欲をこう語っている。

『もちろん物語の続きを描きたい。特にサランヌのために筆を進めることが好きだからね。次は彼女が誰と対峙するのか、その“相手役”が誰になるのかを構想するのはすごく面白いと思う』

さらに『チャンスが訪れるなら、このストーリーをさらに発展させたい』と強調し、クリエイター側に熱意があることを示している。


もし続編が実現したら描かれる“次なる囚われ”の物語

[Source Images] ©︎ 1997-2025 Netflix,Inc.

もし続編が実現すれば、総選挙の結果を受けて再び首相としての道を歩むのか、それとも政治家として別の挑戦に踏み出すのか──ダルトンの未来が大きな焦点となるだろう。

シャルマンによれば、『“Hostage”という言葉は単に人質事件を意味するのではなく、権力や脅迫の下で翻弄される指導者たちそのものを指している』と説明。つまり次シーズンでは、ダルトンやトゥーサンのようなリーダーが新たに“囚われる”形で物語が展開する可能性がある。

主演サランヌ・ジョーンズの続投についても『彼女となら何でもやりたい』と即答し、改めてシーズン2への強い思いをのぞかせた。


今後のNetflixの動向に注目だ。シーズン2の続報をお待ちください。

TVドラマ「ホステージ: 陰謀の行方」(全5話)はNetflixで独占配信中。

作品ページ・予告編は▶︎こちらから

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