大気汚染のため防毒マスクなしでは生きることができないソウルの街を描くSFシリーズ「配達人 ~終末の救世主~」(原題:택배기사/英題:Black Knight)が、2023年5月12日よりNetflixで独占配信される。
原作は、人気WEB漫画ウェブトゥーンに連載されているイ・ユンギュンによる『Black Knight』がベースとなっている。
ここではシリーズの見どころから、キャスト・登場人物まで、知っておきたい情報を一挙紹介!
■2071年へようこそ…人類生存の鍵は〈配達人〉
舞台は、彗星の衝突により壊滅的なダメージを受けた未来の韓国。
生き残るために必要な物資を手に入れられるかどうかは、厳しい社会階級制度によって決まる世界…。
この荒廃した過酷な状況で酸素や生活必需品を届ける〈配達人〉たちは、人々が生きていくために欠かせない〈救世主〉とも言える存在だ。
キム・ウビン演じる5-8は、かつて難民だった配達人。彼は歪んだ階級制度を覆そうと、社会の最下層に位置する人々を仲間に引き入れようとするが…。
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■創造力とテクノロジーの限界に挑戦!
メガホンを取るのは『監視者たち』『MASTER/マスター』で知られるチョ・ウィソクが脚本・監督を務める。
そしてこの朽ち果てたNソウルタワー、漢江大橋、江南通りなど、荒廃したソウルの街並みを最新の視覚効果技術を駆使して細部まで作り込むのは、韓国有数のVFXスタジオであるWestworld。
特に注目したいシーンに『江南の幹線道路』を挙げ、現実世界の交差点とVFXで作り出した映像の対比を味わって欲しいとアピールしている。
ホコリの粒ひとつひとつまで入念に作り込まれた映像美!
約180人のアーティストで構成されるWestworldのチームは、この終末世界を作り上げるため、ポストプロダクションで10ヵ月以上かけてホコリの粒1つひとつまで入念に作り込み、酸素マスクなしでは屋外で活動することもできない世界を描いた。
また、モンゴルや中国で黄砂や砂嵐のデータを集め、こうした気象現象を視覚的にどう表現するか研究するだけでなく、ゴビ砂漠にあるバヤンザグの崖やホンゴル砂丘で資料用動画を撮影し、硬い岩と細かい砂からなる砂漠の質感描写を参考にしたという。
同社とNetflixは2019年からパートナー関係にあり、この革新的なVFX機能は、大ヒットドラマ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』『静かなる海』『今、私たちの学校は…』『イカゲーム』でも採用されている。
■キム・ウビン × ソン・スンホンが競演!ファン待望のタッグが実現
■リリース情報
韓国ドラマ「配達人 ~終末の救世主~」シーズン1は全6話(各45分)のエピソード構成で、2023年5月12日よりNetflixで独占配信!
作品ページ・予告編は▶︎こちらから