フライト中の突撃、プラハでの銃撃戦、路面電車の追跡劇と爆破を乗り越えたグレイマンは、息つく暇もなく特大ミッションである“続編”に立ち向かうとしている─!
Netflixは本日、大ヒット作「グレイマン」の続編を発表。さらに、スピンオフの制作も予定していることが分かった。
主演ライアン・ゴズリングと、『アベンジャーズ』の監督で知られるルッソ兄弟の再タッグが実現し、グレイマンに新たな任務を与えることとなる。
■1作目「グレイマン」の反響や評価は?
2022年7月22日にNetflixで配信開始された「グレイマン」は、92ヵ国で初登場1位を獲得するという驚異的なオープニングを迎えた。
映画評論サイトRotten Tomatoesでは、91%の高スコア&肯定的レビューが相次ぎ、この勢いはしばらく続く見込みだ。
■シリーズ化を狙う「グレイマン」の世界
ハラハラドキドキのスペクタクルを届けてくれたルッソ兄弟は、続編のニュースに『この映画には魅力的なキャラクターが多数登場するから、作品の世界を広げてみたいという思いは常にあったんだ。Netflixがライアン主演による続編の企画を公式発表してくれたことは、うれしい限りだよ。2作目の脚本についても近日中に発表があると思うからお楽しみに!』と、世界中のファンからの愛情に感謝を述べている。
Netflixは「グレイマン」のコンテンツを、“スパイ映画” の冠シリーズとして拡大する計画を固めており、脚本を担当したスティーヴン・マクフィーリーはすでに続編の執筆に取り組んでいるという。
また、シリーズ化する上でベースとなる原作の小説『グレイマン』シリーズ(マーク・グリーニー著)は、現在11冊が刊行されており、来年には12冊目が発表予定だ。
映画の1作目は、小説『暗殺者グレイマン』にあたるため、続編である2作目は『暗殺者の正義』に基づいて制作されると思われる。
時系列で見ると、『グレイマン』シリーズは以下の通り刊行されている。
- 暗殺者グレイマン(原題:The Gray Man)
- 暗殺者の正義(原題:On Target)
- 暗殺者の鎮魂(原題:Ballistic)
- 暗殺者の復讐(原題:Dead Eye)
- 暗殺者の反撃(原題:Back Black)
- 暗殺者の飛躍(原題:Gunmetal Gray)
- 暗殺者の潜入(原題:Agent in Place)
- 暗殺者の追跡(原題:Mission Critical)
- 暗殺者の悔恨(原題:One Minute Out)
- 暗殺者の献身(原題:Relentless)
- (原題:Sierra Six )※日本語未訳
- (原題:Burner)※2023年出版予定
■スピンオフ計画が進行中!
スピンオフ映画は、『デッドプール』『スパイダーヘッド』の脚本家、ポール・ワーニックとレット・リース が手掛け、「グレイマン」の世界を別の視点から広げて展開される予定だという。
詳細は今のところ非公開。続報をお待ちください!