サラ・ヴォーンの世界的ベストセラー小説『Anatomy of a Scandal』を原作に、3Dot Productionsが制作するTVシリーズ「ある告発の解剖」が、2022年4月15日よりNetflixで独占配信されること分かった。
同シリーズは、裕福なエリート英国人の間で起きた性交渉の同意を巡るスキャンダルと、それに巻き込まれた女性たちを描く法廷ドラマだ。
ここでは、現在わかっているリリース情報、キャスト、見どころなど最新情報を紹介している。
■数々のスキャンダルドラマを手掛けたクリエイターが集結!
同シリーズのクリエイター・脚本・製作総指揮を務めるのは、HBO『ビッグ・リトル・ライズ』のクリエイター デイビッド・E・ケリーと、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のショーランナー メリッサ・ジェームズ・ギブソンが共同で指揮を取る。
2人は番組について『中毒性のある本をベースに、権利、真実、同意の境界線に切り込んでいく』とコメント。
全エピソードの監督には、マーベルの『ジェシカ・ジョーンズ』『ザ・ディフェンダーズ』や『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』で知られるS・J・クラークソンが担当。彼女は製作総指揮も兼任する。
前途のとおり、本シリーズは英ガーディアン紙の元政治部記者であるサラ・ヴォーンが2018年に発表した小説『Anatomy of a Scandal』を基に制作されている。当時、SNSを中心に広まった #MeToo運動の影響で、そのタイムリーな話題と説得力のあるストリーラインに称賛の声が相次ぎ、瞬く間に世界的ベストセラーとなった。
今回、著者のサラ・ヴォーン自身も製作総指揮に参加し、現代における多くの社会問題を提起する。
その他、製作総指揮には 3Dot Productionsのライザ・チェイシン(『ザ・ラウデスト・ボイス 』『ベイビー・ドライバー』)、Made Up Storiesのブルーナ・パパンドレア(『ゴーン・ガール』『ビッグ・リトル・ライズ』)とアリー・ゴス(『ルーク・ケイジ』『ディフェンダーズ』)、マーガレット・チャーニン(『ベン・イズ・バック』)らが名を連ねている。
■金、権力の乱用、復讐…そして正義を追求する物語
法廷を舞台に私的かつ政治的なスキャンダルを通じて、正義と特権の狭間にある真実に揺れる英国エリート界を描く。
主人公は、洗練されたこの上なく幸せな世界で暮らすジェームズとソフィーのホワイトハウス夫妻。議会の大臣を務めるジェームズは、家族も円満で未来は限りなく明るいかに見えたが、突然、不名誉な秘密が明らかになる…。
一方、法廷弁護士のケイト・ウッドクロフトは、事件の真相を追うなかで議会に切り込み、自らの信念をもとに突き進んでいく。
やがて、ホワイトハウス夫妻の関係を引き裂き、さらには彼女自身の名誉までをも傷つけうる事態に陥っていくのだった…。
■スキャンダルは恐怖と闇の世界へと堕ちていく…。その渦中に置かれた登場人物たち
主演は、英国アカデミー賞とゴールデングローブ賞にノミネート歴のある米女優のシエナ・ミラーが、ソフィー・ホワイトハウス役を務める。『アメリカン・スナイパー』『G.I.ジョー』『レイヤー・ケーキ』などの出演で知られている。
メインキャストは以下のとおり。
その他、ジェフリー・ストレトフィールド(『ブーリン家の姉妹』)、ジョシュア・マクガイア(『恋愛後遺症』)が出演している。
■リリース情報
シリーズの撮影は、2020年10月26日よりイギリスのシェパートン・スタジオで開始された。ホワイトハウス夫妻が出会うオックスフォード大学などもロケ地となっている。
全6話(各60分)のエピソード構成で、限定シリーズのフォーマットとなるためシーズン2は制作されない。
「ある告発の解剖」は、2022年4月15日よりNetflixで独占配信開始。
作品ページ・予告編は▶︎こちらから
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