Netflixの官能ドラマ「セックス/ライフ」は、俳優アダム・デモスの全裸シャワーシーンである種の人気を博しているが、鷹の目を持つ視聴者はある重大な間違いを指摘している。
この番組は、米作家のB・B・イーストンによる回顧録『44 Chapters About 4 Men』からインスピレーションを得て、『UnREAL』や『ねじれた疑惑』で知られるステイシー・ルーカイザーが制作・プロデュースしている。
アダムはセクシーすぎるダメ男、いわゆる “Bad Boy” のブラッドを演じ、元カノであり現在人妻のビリーとヨリを戻そうと誘惑する姿を描いている。
アダムの男性器の大きさは多くの視聴者を魅了したが、映像をよく見てみると残念なミスが見つかったようだ。
問題となったのは、第3話で放送されるスチームシャワーのシーン。ここには刻まれているはずのタトゥーが映っていないことが判明したのだ。
第4話の回想シーンでは、股関節の右上に2匹の蜂のタトゥーが映像として残っている。これは、ブラッドの当時のガールフレンドであるビリーに捧げるものだったが、シャワーシーンではどこにも見当らない。
ブラッドは8年後のビデオ通話でビリーへ永遠の愛を示し、二人の関係の象徴としてタトゥーを残していることを明かしている。
視聴者はTwitterでこのミスをシェア。そこでは、男性器の大きさを強調するために人工性器やCGを使用したのでは、という憶測が飛び交った。
シリーズの生みの親であるステイシー・ルーカイザーは、 Colliderのインタビューで『ヌードシーンではボディダブル(替え玉)は使わない』と明言している。
─では、人工性器を使用したのか?
『この質問に答えるのは少し難しいですね。』
『とにかくあれはボディダブルではありません。みんなが本物なのか人工なのかと聞くのよ(笑)』と話し、『あのシーンには理由があって、ストーリーやキャラクターを動かすためにあるのです。』と続けた。
『アダム・デモスの言葉を借りれば、紳士ならそれは伏せておくいうことです。だから、私たちは視聴者の想像力に委ねることにしています。』と主張している。
ルーカイザーによると、あの真正面のヌードシーンについて『単なる刺激のためではない』と説明し、クーパーが妻の元恋人にどれだけ “執着” しシャワー室まで尾行したかという異常性を表現したものであると付け加えている。
▼原作の小説『44 Chapters About 4 Men』(英語版)
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